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郵便の配達業務に使用される次期モデル「BENLY e:」ってどんな二輪車?

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: HONDA

着脱式バッテリーで走行距離87kmを実現

 ホンダは各種集配業務に求められる取り回しの良い車体サイズにEVシステムを搭載した「BENLY e:(ベンリィ イー)」シリーズを、昨年末に発表した。

 法人向けビジネス用となる電動二輪車の「BENLY e:」は、2011年から販売されていたビジネススクーターのベンリィをEV化。過去のモーターショーではコンセプトモデル「ベンリィエレクトリック」として展示、昨年の東京モーターショーにおいて市販予定車を披露していた。

 

 今回、「日本郵便」と「ホンダ」は、便配達業務で使用する電動二輪車として、「BENLY e:」の導入に合意。新たに投入される、ホンダの新たな配達業務用二輪車とはどんなモデルなのだろうか。

「BENLY e:」は、荷物を積みやすい広くてフラットなリアデッキや、狭い場所や傾斜地での切り替えしなどでの利便性を高める後進アシスト機能を採用。新聞配達や宅配などの集配業務における使い勝手を考慮した電動二輪車である。

 先にデビューしているPCX エレクトリックでも採用された「モバイルパワーパック」を2個使用。動力用電源としては、簡便にバッテリー交換ができる着脱式バッテリー式でシート下に収納される。車体から取り外したモバイルパワーパックを外部電源につないだ専用充電器に接続し、約4時間で満充電できるという。

 もちろん、走行時はCO2排出のない優れた環境性能に加え、低回転からトルクのあるモーターの特性を活かし、荷物の積載時でも力強くスムーズな発進性能と登坂性能を発揮。電動モビリティーならではの、クリーンで静かな走りを実現している。

 ちなみに、BENLY eには原付一種の『BENLY e:I』と原付二種の「BENLY e:II』のほか、それぞれに大型フロントバスケットやリアキャリア、ナックルバイザー、フットブレーキを装備したプロ仕様もラインアップ。 高効率を追求した駆動電流の制御技術とあいまって、一充電あたりの走行距離はBENLY e: Iで87km(30km/h定地走行テスト値)、BENLY e: IIで43km(60km/h定地走行テスト値)を実現している。

  なお、日本郵便に導入される”赤の特別仕様”は、2020年1月より、新宿・日本橋・渋谷・上野郵便局の4局から使用をスタート。まずは首都圏の近距離配達エリアに配備されるというので、東京で見られる日は近いだろう。

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