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子供にとって長時間ドライブは苦痛!車内で退屈させないポイントとは

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 本田技研工業/Auto Messe Web

ホンダが400人超の子育て家族にアンケート

​ ホンダは、家族で出掛ける前やドライブ中における子供のテンションや機嫌の変化について調査を実施。対象としたのは、2人以上の子供を持ち、長男か長女の年齢が3歳以上9歳以下である30代既婚男女442名(男性221名/女性221名)で、家族でクルマを所有しており、少なくとも週末はクルマを利用しているという人たちだ。

 まずクルマで出掛ける前・準備しているときの子供のテンションについて尋ねると、「高い」もしくは「やや高い」という答えが89.1%と9割近くを占めており、出発前はほとんどの子供が出掛けることを楽しみにしている様子だ。


 一方で、目的地までの道中・クルマの中で子供のテンションが下がってしまった体験についての問に対しては、「よくある」(21.6%)「しばしばある」(43.6%)と合計65.2%と回答。ドライブ前のテンションが高かったことから考えると、下がる率の高さが浮き彫りになっている。

 続けて、子供の機嫌が悪くなるのはドライブ開始から何時間を超えたあたりかという質問に対しては、「2時間以内」(43.3%)「1時間以内」(22.8%)と、半数以上のお子さんがドライブ開始から2時間以内に機嫌が悪くなっているということが分かっている。

 また、機嫌が悪くなる原因として当てはまるものに関しては、「なかなか目的地につかないから」(72.1%)「朝早くからクルマに乗って疲れてしまうから」(46.3%)「クルマの中のスペースが充分にないから」(32.4%)といった回答が上位となっている。

 

 印象に残っている、子供のテンションが下がったエピソードとしては、「渋滞などにハマってしまうと自分たちも多少イライラしてしまい、それが子供たちにも伝わってしまう」、「目的地にはまだ着かないの?と最初は笑顔で聞いてくるのですが、聞いてくる回数が増えてきて、徐々に機嫌が悪くなっていく」、「チャイルドシートに乗っていると思うように身動きが取れないため、1~2時間が限界」など、多くの家族がドライブ中に子供の機嫌を損ねてしまうシチュエーションに悩んでいることが伺える。

 そんな家族が、ドライブ中に子供の機嫌が悪くなりにくい家族ならではの様々な工夫として、「動画・DVDを流す」(53.6%)、「音楽をかけて、一緒に聴いたり歌ったりする」(49.0%)、「お菓子などを食べさせる」(48.4%)、「子どもに話かけ続ける」(39.2%)といったことが多かった。

 

 他にも子供の機嫌を悪くしないための工夫として、「ハンドルのような円形の筒を持たせてクルマの運転の真似事をさせると、一緒に運転しているような気になって機嫌がよくなった」、「着いたら何をするか、何がしたいかや、こういった物がある、など具体的な事を伝え想像させた」、「こまめにSAや道の駅などに立ち寄ると、気分も紛れていい」と回答。子供のテンションを下げず、家族での時間を楽しくするために、それぞれの家族に独自の工夫していることも垣間見える。

 ホンダでは、2019年12月から子育て家族のクルマでのおでかけ事情について、様々な調査を実施している。「家族でのお出掛けとSNS投稿」に関する調査において「家族でのお出掛けが多いことは子供の成長に良い影響があると思うか」という質問に対して、94.9%の親が良い影響があると思うと回答。また、「家族におけるコミュニケーション」についての調査では、「家族そろってクルマでお出掛けするのは好きですか」という質問に対して、98.4%の子どもがクルマで出掛けるが好きと回答している。

 これらの調査から分かるように、親も子供もクルマで出掛けたいと思っている一方で、出掛け中に子どもが機嫌を損ねることに関しては、どの家族も悩んでいる様子だった。

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