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後付けシステムがペダル踏み間違えによる急発進を抑制!高精細4Kドライブレコーダーも提案【大阪オートメッセ2020】

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TEXT: 会田 肇  PHOTO: 会田 肇

ウインカー連動で不要なときは機能をカット

 ユニークな観点でカーライフに役立つ電子系アイテムを提供する「データシステム」は、2月14日~16日で開催している大阪オートメッセ2020にブースを出展。セーフティドライブをサポートする安全運転支援製品を中心に展示・デモンストレーションを行った。

 注目はアクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防止する「アクセル見守り隊(SAG297)」だ。実はこのモデル、これまでオートバックスで専売していた「ペダルの見張り番II(AWD-01)」と同機能品。昨年、オートバックスとの専売契約が終了して一般流通にも出せるようになったことで、新たな名称モデルを発売したというわけだ。なので、急激なアクセル操作があるとアクセル信号をキャンセルして暴走を防ぐという基本的な機能に違いはない。

 価格はオートバックスに準じており、工賃込みで4万~4万円5000円程度になる見込みだ。さらに国土交通省の後付け装置導入補助事業に認定され、補助金2万円支給(65歳以上)の対象となった。

 ただ、この製品を出すに当たって新たな機能が追加された。それが「ウインカー連動キャンセルアダプター(SAG002)」というもの。実は「ペダルの見張り番II」では、交差点で右折する際にアクセルを強めに踏むと機能が作動してしまうことがある。この時は、キャンセルスイッチを押すことで対応できるが、汎用品を使ったためにスイッチが小さくて押しにくく、高齢者にとっては操作がわかりにくいとの声があったという。このアダプターを取り付けることで、ウインカー作動中はこの機能を自動的にキャンセルすることが可能となるのだ。

 このアダプターの価格は4000円(税抜き)で、従来の「ペダルの見張り番II」に追加して取り付けることも可能。コンビニなどから流れの速い道路に出るときも有効。むしろウインカーを点滅させずに道路に入ってくる行為の防止にもつながるだろう。担当者によれば「システムの合計価格で5万円近くになってしまうが、今後は65歳以上のドライバーには2万円の補助金が国土交通省から支給されます。それを利用すれば実質3万円で装着できるのでお得感は高い」と話す。

 会場には開発中のドライブレコーダーが2機種展示された。一つはフルハイビジョンの4倍の高精細記録ができる4K対応ドライブレコーダーDVR3400で、最新鋭プロセッサ、CMOSセンサの採用により業界最高レベルの4K(3840×2160)の解像度を実現。経年劣化が低い7層ガラスとF値1.8と明るいレンズの採用で、夜間でも鮮明に録画できるという。

 もう1機種は、高画質で前後記録可能が可能な2カメラ付きコンパクトドライブレコーダー(DVR3200)だ。こちらはフロントカメラにWQHD画質(2560×1440)とF値1.9の6層ガラスレンズを組み合わせて高画質記録を狙っている。

 これら2モデルの発売時期だが、コロナウイルスの影響で目途が立っていないからだ。担当者によれば「収束の目途が付かない以上、残念ながら発売時期を公表できない」と悩ましい気持ちで状況を憂いでいた。ドライブレコーダーとしての高い性能をもつモデルだけに早期の発売を期待したい。

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