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自分の作ったプラモデルが実車に! 16歳の夢を叶えた、ボディキットメーカーの新たな試み

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TEXT: GT-Rマガジン編集部  PHOTO: GT-R Magazine編集部

“俺のリバティーウォーク”を大阪でアンベール

 大阪で開催されたカスタムマイズカーの祭典「大阪オートメッセ2020」。開催期間2日目となる2月15日(土)の正午、「リバティーウォーク」のブースで飾られた1台の車両がベールを脱いだ。

 披露されたのは、同社ボディキットを装着した日産のスポーツカー、GT-R(R35型)。鮮やかなブルーにペイントされたGT-Rは、SUPER GTでもお馴染みの「カルソニック IMPUL」のごとくレーシングカーそのもの。アンベールの瞬間を待っていたブース周辺からはどよめきが走った。 これは”俺のリバティーウォーク”という企画から生まれたもの。『子供たちが作ったプラモデルを実車にしたら面白いよね』、という同社代表の加藤渉氏の発想でスタートしたイベントだ。模型雑誌「モデルカーズ」などに声をかけ、昨年10月に選考し、各スポンサーによる様々なアワードを決めたという。トータルで約140台の応募があり、会場に運び込まれたプラモデルの数は約80台。その多くがGT-Rだった。

 リバティウォークといえば、「アオシマ文化教材社」からGT-Rや旧車のプラモデルを数多くリリース。今回のエントリーではそれらのキットをベースに製作することが条件で、カスタムに関しては自由にアレンジOKというもの。現行型のGT-Rに旧車ライクなテイストで仕上げた作品もあれば、独創のアイディアでフィニッシュしたモデルなど、幅広いアレンジがあったという。

 そんな中、グランプリを受賞したのが若干16歳という神谷幸希さんが製作した”カルソニック仕様”だったわけだ。受賞の理由を広報の川村亮氏に聞いてみた。「決め手は全体的なバランスですね。仕上がりのクオリティ、センス、そして社長の中でレーシングカーが旬ということも理由のひとつでした。あとは実車化した時に、かっこいいクルマに仕上がるかどうか、そのイメージがある程度できることも大事なポイントでしたね」

 確かに1月ほど前にリバティーウォークが発表した「トミカ スカイライン(R34型)」もスーパーシルエット仕様だった。

「既存の枠から外れて、何か面白いモノを作り出す。いま、会社として自分たちがやっているコトは、そこが原点なんです。大人になった自分たちは、面白いと思える商品を開発し、販売している。そのあたりは今回のイベントと共通していると考えています」 ちなみに実車として完成させたGT-Rは、同社のタイプ2ワイドボディキットを装着。「AirREX」のエアサスに、ホイールは前後とも「FORGIATO」のMAGLIA-ECL(20インチ:F11J/R12.5J)、さらにインテリア&エクステリアともにグランプリを受賞したモデルを忠実に再現している点が特徴だ。 そのため、厳密に言うと、ボディカラーはレース参戦車のブルーではなく、プラモデルに塗られたブルーの近似色。内外装のディテールも同様の再現を施したという、こだわりぶりを見せている。 今回の企画に続き、第2回目も予定している同社。次回は3月から5月にかけてエントリーできるように準備中とのこと。プラモデルのみならず、ミニカー、ラジコンなど、オールジャンルで応募可能なスタイルを予定しているそうだ。加えて、イラストなど2次元での応募クラスも検討とのこと。エントリーの間口が広がり、さらに面白いアイディアに溢れたイベントになりそうだ。

 

【詳しくはこちら】
https://libertywalk.co.jp/

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