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レトロでオシャレな軽キャンピングカーを提案! 現行ハイゼットで80年代の丸目フェイスを気取る

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

キャンプ&車中泊に最適なマユゲ顔

 先ごろ開催された「大阪オートメッセ2020」では、大小さまざまなキャンピングカーが会場を賑わせていた。中でも気になる1台は、木目のキャビンを搭載した軽トラック。1980年代のダイハツ・ハイゼットを彷彿とさせる丸目フェイスを持つ『ガレージ・イル』製作の軽キャンパーを紹介したい。

フェイスキットはジャンボにも装着OK

 1981年にデビューした6代目のハイゼット・トラック。ヘッドライト上のキュートなウインカーが『マユゲ』と呼ばれ、現在でも根強い人気を誇っている。

 とはいえ40年前のハナシだけに程度のいい中古車を探すどころか、街なかで姿を見かける機会も少なくなったのも事実。大阪の『ガレージ・イル』は現行型のハイゼット(ジャンボ)を、懐かしの丸目に変身させる『フロントフェイスキット』を開発。スタンダードおよびビッグバンパーの2タイプを展開している。

 さらに大阪オートメッセのブースには、キャンピングカーのような展示車を発見。荷台に乗せられた正体は「キャンピングシェル」というもので、1人または2人で過ごすキャンプ旅にピッタリのサイズで、大容量で使いやすい収納スペースとなり、優れた遮音性と断熱性を誇る。まさに「大人の移動秘密基地」といった趣きなのだ。

 

木目外装キャビンだが遮音・保温性も優れる

 気になる価格だが、ベース車両のハイゼット・トラック、またはジャンボの新車価格は117万円~。それに丸目のフェイスチェンジキットだけでなく、外装を木目にアレンジしたキャンピングシェルを加えても総額260万円~が目安になるとのこと。コレなら十分に手が届く範囲だろうし、中古車ベースならば総額はさらに抑えられる。

 なお、キャンピングシェルは軽トラック専用の『トラベルハウス』で、ニーズに合わせたオプションを豊富に設定。先述のように遮音性にも優れた住宅用の断熱材を使用するため、エアコンの効きや静粛性はかなり高く、アルミ溶接造のため強度が高いのも特徴だ。シェル部分の脱着は専用ツールを使うことで手間はかからないのも魅力だ。

 

 アウトドアや車中泊のブームにくわえ、車両のカスタマイズにおいてもレトロなスタイルが人気を呼んでいる。まさに現代のトレンドを詰め込んだ軽キャンパーといえるだろう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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