進化したクルマのサイドブレーキ「電動パーキングブレーキ」って? 仕組みとメリット&デメリットを知る (1/2ページ)

進化したクルマのサイドブレーキ「電動パーキングブレーキ」って? 仕組みとメリット&デメリットを知る

ドラムブレーキ用の登場で普及率がアップ

 最近になって軽自動車にまで採用が広がる、電動パーキングブレーキシステム「EPB」。これまでは上級車向けの便利装備として捉えられがちだったが、近年は「アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)」が普及し始めた今、そこには多くのメリットが生まれている。そんなEPBにまつわる最新事情を解説したい。

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今ではドラムブレーキでも電子パーキングが採用される時代

 EPBでは「P」ボタンを動作させると“ウィーン”という音が後方から聞こえ、スイッチにランプが点灯。音の正体は”パーキングブレーキを動作させるためのモーター音”で、EPB作動時はこの音が発生する。大半がディスクブレーキのキャリパー内に組み込むタイプで、後輪にもディスクブレーキを採用する上級車向けの装備とされてきた。

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 そんな状況を一変させたのが昨年3月に登場した日産デイズと三菱eKワゴン/eKクロスの軽自動車だ。後輪にドラムブレーキを採用しながらEPBの搭載を実現したのである。

 ドラムブレーキは、構造上モーターでワイヤーを巻き取る方法。それ以降、ホンダが同年8月に新型N-WGNで搭載し、今夏までに登場するダイハツ・タフトにも搭載されることが決定している。もはや、EPBは上級車だけのハイグレード装備とは言えなくなっているのだ。クルマの自動運転を進化させる!? 渋滞で完全停止できるクルコンの普及率を高める電動パーキングブレーキとは画像はこちら