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マシンを自分たちで設計して走らせる「学生フォーミュラ日本大会2020」参戦98校決定

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

事業化のプレゼンまでを学生が行なう

 今年で17回目を数える「学生フォーミュラ日本大会」が、2020年9月8日(火)~12日(土)の5日間にわたって静岡県袋井市/掛川市のエコパ(小笠山総合運動公園)で開催。今回、公益社団法人「自動車技術会」が大会参加チームを発表した。

「学生フォーミュラ」は、学生自らが構想、設計、製作を行なった小型フォーミュラマシンを使用し、用意されたコースで車両走行性能を実証する工学的技術の教育競技会。企業で活躍できる人材育成を目的として、2003年から毎年開催されている。

 1981年にアメリカで開催された「Formula SAE」がその始まり。ほぼ同一のルール(一部ローカルルールあり)の下、世界各国で開催されているもので、現在はアメリカ・イギリス・イタリア・インド・オーストラリア・オーストリア・オランダ・カナダ・スペイン・タイ・チェコ・ドイツ・ハンガリー・ブラジル・ロシア・韓国・中国・日本で競技会が行なわれており、今回の日本大会では海外からも多くのチームが参加する。

 第18回目を迎える「学生フォーミュラ日本大会2020」には、昨年より4チーム多い124チームの申し込みがあったという。内訳は、国内ICV(ガソリン自動車)クラス:71チーム、海外ICV(ガソリン自動車)クラス:27チーム、国内EV(電気自動車) クラス:10チーム、海外EV(電気自動車) クラス:16チーム。近年はEVクラスへの参戦が徐々に増えていたが、この内訳を見る限り、前年よりもICVクラスへの参戦が多くなっていることがわかる。

 エントリーに対して、日本大会では参戦上限台数が決められており、本戦に臨めるのは98チーム。その選定には、直近の過去2大会において総合20位以内に入っているチーム、およびトップ20に含まれない国籍のチームのうち、受付が最も早いチーム(1国1チーム)、主催者が特例として認めたチームが選定され、残りは受付の先着順となる。

 そして、124チームの申し込みのうち、国内ICV(ガソリン自動車)クラス:63チーム、海外ICV(ガソリン自動車)クラス:16チーム、国内EV(電気自動車) クラス: 7チーム、海外EV(電気自動車) クラス:12チームの全98チームを決定。海外からは過去最多の28チームが参加することとなる。なお、現在4チームが参戦辞退し、22チームがウエイティングリストに名を連ねている状況だ。

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