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【ディーゼル車にブーム到来】メリットとオススメの国産車&輸入車を探ってみた

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TEXT: 永田恵一  PHOTO: Auto Messe Web編集部、マツダ、プジョー・シトロエン・ジャポン、ダイムラー・メルセデスベンツ、ボルボ カーズ

ディーゼル車のメリット活用に時代的な注目

 かつては石原慎太郎元都知事にペットボトルに入れた煤(すす)を見せられて批判されたり、ちょっと前にもVWの排気ガス規制不正といったバッシングもあった「ディーゼル車」。しかし、いまや輸入車を中心に日本で買えるディーゼル車の充実ぶりは目覚ましいものがある。 ディーゼル車には価格の高さや、負荷が小さいとエンジン内部に煤が溜まりやすいこともあり、全体的に見れば日本の街乗りには向かないという側面もあるため、誰にでも勧められるというものではない。しかし、長距離移動が多いなどクルマの使い方がオーナーに合致すれば、軽油の安さと燃費性能の良さにより燃料コストは安く済むし、力強い走りが得られるなどのメリットも多いのも事実。ここでは特にお勧めのディーゼル車を挙げてみたい。

マツダ6/CX-5/CX-8 

 登場から8年が経ったマツダの2.2リッターディーゼルだが、一度大改良を受けていることもあり太い低速トルクと高回転までシッカリ回るエンジンフィール、静粛性の高さ、ガソリン車との差額が比較的小さい点など、その魅力は全く色褪せてない。

 なかでもディーゼルエンジンを搭載した3台、マツダ6、CX-5、CX-8はどれも魅力的。使い方にあったものを選べばいいと思うのだが、なかでもこの2.2リッターディーゼルを自分の手で表情豊かに操り、かつより良い燃費も追求しながら走行が楽しめる、6速MTの設定があるマツダ6とCX-5が特にお勧めといえよう。

 

 

三菱・デリカD:5

「ミニバンに軸足を置いたSUV」として2007年に登場。そして、2019年に超ビッグマイナーチェンジを受けた「デリカD:5」はディーゼル車となっている。マイナー前のモデルが継続販売されるのはガソリン車なので、ディーゼル車がいかに前を見据えているかが分かる。 ワイルドなキャラクターのデリカD:5には、低速トルクの乗り味を含め、いろいろな意味でディーゼルエンジンがよく似合っている。 とはいえクルマ自体も運転支援システムの搭載など現代のクルマらしいアップデートを受けており、デリカD:5らしく使わなくとも魅力や個性を味わえるミニバンに仕上がっているのだからこの上ない。

 

メルセデス・ベンツS400d

 メルセデス・ベンツのディーゼル車はどれも完成度が高い。その中でも特に魅力的なのが日本車ならばレクサスLSに相当する高級セダン「S400d」だろう。 3リッターの直6ディーゼルエンジンを搭載するS400dは、走り出せばクルマ自体がSクラスということもありディーゼルとは全く分からないほど静かに走行していることに気づく。アクセルを僅かに踏めば加速が得られるほど低速トルクが太く、逆に深く踏み込めば直6らしい快音を響かせる。

 3リッター直6ガソリンターボのS450以上の動力性能を持つうえに燃費も抜群。それでいて価格はS450とそう変わらないのだから、日本においてはベストなSクラスと評価する人も多い。

 

プジョー・リフター

 プジョーの「リフター」は商用バンを乗用車としたことによるギア(道具)感を魅力に人気となっているルノーカングーの直接的なライバル車となるモデルだ。 登場(日本では2020年後半に発売予定)が新しいだけに運転支援システムなど何かとカングーより進んでいる。車重がそれなりにあり、長距離移動に使われるケースも多そうなリフターのキャラクターには、1.5リッターディーゼル+8速ATというパワートレーンもよく似合っているだろう。

 ファミリーカーとしても個性派向けととれる面白い存在。336万円〜とカングーよりも高値だが、日本でもヒットするに違いない。

 

ボルボV40

 VWゴルフなどがライバルとなる「V40」は、ボルボらしい高い安全性を武器に日本でも人気車となった。 2リッター直4ディーゼルを搭載し、V40のボディでは「暴走的な加速」と感じるほど速いクルマとなり、乗っていて非常に面白い。 さらにV40は、後継車が登場せず絶版となるのが発表されているのに加え、「ラインナップに今後ディーゼル車が増えることはない」とボルボは明言している。それだけに、魅力を感じたなら今のうちに是非買っておきたいお勧めモデルといえるだろう。

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