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ヤマハのハイパースクーター「TMAX」560ccへ排気量アップして登場

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: YAMAHA

上級グレード「TECH MAX」も新設定

 ヤマハのビッグスクーター「TMAX(ティーマックス)」は、それまでのビッグスクーターとは一線を画す運動性能を持つ”オートマチックスポーツコミューター”として2001年に日本国内仕様が登場。以来、TMAXに魅了されたファンに支持されてきたロングセラーモデルだ。

 デビュー時は500ccだったものの、フルモデルチェンジを受けた2012年モデルからは排気量を30ccアップしたTMAX530へと進化(国内仕様は2013年に登場)。今回の2020年モデルは、さらに排気量をアップした新設計エンジンが搭載される。

 “Sophisticated MAX”をコンセプトに開発。従来のTMAX530のエンジンをベースに、エンジンサイズを維持しながら排気量を561ccにアップ。吸排気系や動弁系を見直し、体積効率を高めたことで、中高速域からの加速性能を向上させ、高速道路での余裕のあるパワフルな走りを実現した。

 また、減速特性を見直し、発進加速性を維持しながら、定常走行時のエンジン回転数を抑制。振動やノイズを低減することで、パワフルかつ上質感がある走りを実現する。

 さらに触媒を従来のシングルタイプからツインタイプへ変更し、排出ガスの浄化性能を向上。他にも吸排気系および燃焼室の最適化、新型YCC-Tによる混合気形成の改良、新ECUの採用など、環境性能も向上させた。

 そして、フロントには41mm径インナーチューブの倒立式サスペンション、リアにはリンク式モノクロスサスペンションを採用したのも特筆すべき。バネ定数と減衰力特性を最適化することで、スポーティかつ低振動で上質で快適な走りを可能としている。

 エクステリアは「T」をモチーフにした新デザインのテール&ストップランプ、コンパクトなフロントLEDフラッシャーを採用。さらにサイドカバーやリアサイドカバーの形状も刷新し、スポーティさの向上と足着き性、さらにはライダーとタンデムライダーの快適性も向上させている。
 今回から『TECH MAX』というモデルもラインアップ。TMAX560をベースに、クルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、グリップウォーマー、シートヒーター、調整機能付きリアサスペンションを搭載した上級グレードとなっている。

 発売は5月8日(金)。標準車はマットブルーイッシュグレーメタリック3(マットグレー)。テックマックスには、マットダークグレーメタリックA(マットグリーニッシュグレー)とマットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)のボディカラーが用意される。価格は、TMAX560 ABSが127万6000円、TMAX560 TECH MAX ABSが141万9000円とのこと。

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