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バカ売れ「スーパーカブ」に限定カラー登場! 人気アニメ映画『天気の子』バージョン発売開始

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Honda

スーパーカブ“50”と“110”で10月31日までの期間限定販売

 いまから約1年前の2019年7月19日に公開され、現在Blu-rayとDVDが好評販売中、新海 誠監督のアニメーション映画『天気の子』。その中で登場するスーパーカブのカラーリングを忠実に再現した「スーパーカブ50」と「スーパーカブ110」がホンダより発売された。

 スーパーカブといえば1958年の初代モデル登場以来、全世界でまさに生活の足として使われてきた庶民のバイクで、2017年10月には生産台数1億台を達成。現在もモデルチェンジを繰り返しながら様々な派生モデルを輩出する大人気ロングセラーモデルである。

 いっぽう映画『天気の子』は観客動員数1000万人、興行収入140億円を突破し、2019年公開映画No.1の大ヒット映画。その劇中で登場した女子大生・須賀夏美の愛車がピンク色のスーパーカブ。主人公の森嶋帆高を乗せ街中を駆け巡っている。

 その絵コンテ、設定資料、作画、美術背景など映画制作資料を一挙に約400点以上展示する「天気の子」展(昨年9月から巡回)では、フォトスポットにこのスーパーカブを再現した特別展示用の車両が登場。

 さらにこの特別展示用の車両と同様の仕様の「スーパーカブ110・『天気の子』ver.」が、2020年4月にサービスを開始したHondaGO BIKE RENTALでレンタル車両として用意され、これが好評だということで今回の期間限定発売に至ったという。

 今回の「スーパーカブ『天気の子』ver.」は『天気の子』製作委員会監修のもと、その夏美のスーパーカブの劇中のカラーリングを再現した「サマーピンク」をボディカラーに採用。シートはブラウンとした特別仕様の一台で『天気の子』ver.専用ステッカー(このスーパーカブ専用にデザインされた非売品。車両に貼り付けした状態での販売となる)をレッグシールド内側上部に配している。

 ベース車両はスーパーカブ50、そしてタンデム走行が可能なスーパーカブ110となる。価格はスーパーカブ50が26万9500円(税込)でスーパーカブ110が31万3500円(税込)。いずれも成約者全員に、劇中で夏美が使用していたヘルメットをモチーフに再現した「スペシャルヘルメット」がプレゼントされる。

 なお、気になる受注期間は2020年10月31日までとなる。

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