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なんとDIYで手書き「ホワイトレター化」グッズも! いま「白文字タイヤ」が脚光を浴びるワケ

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: FCA、ルノー、ソフト99、Auto Messe Web編集部

60年代にアメリカで流行したホワイトレタータイヤ

 タイヤといえば「黒くて丸い」と決まっている。自転車用のタイヤなどには、赤や白、青といったカラフルなタイヤもあるが、自動車用のタイヤは基本的に黒。これは1910年代にカーボンブラックを補強材に入れると、耐摩耗性や耐カットチップ性などの強度が飛躍的にアップすることがわかったためだ。

 それから100年、タイヤはカーボンブラックの影響で黒一色がスタンダードとなった。なお、ブラックカーボンが採用される以前のタイヤは、ゴムの色そのものに近い白色やあめ色が主流だった。1898年に登場したルノー・タイプA

 そんな黒が常識のタイヤだからこそ、サイドウォールに白でメーカー名やブランド名を入れると非常に映えるというわけだ。1960年代にアメリカで、ホワイトレタータイヤやホワイトリボンタイヤが流行する。

 古いアメ車には、このホワイトレターやホワイトリボンのタイヤがよく似合うが、最近ではSUVやバンなどにも、このホワイトレターのオフロード風タイヤを履かせてドレスアップを楽しむ人が増えてきている。ホワイトレターがあると、タイヤの存在感が増し、足まわりの力強さを強調させることができるからだ。ダッチチャレンジャーに装着されたグッドイヤーのホワイトレタータイヤ

 また、レース専用のタイヤにも、サイドウォールに白や黄色でブランド名がプリント(塗装)されているので、レーシングなイメージを作り出す効果もある。こうしたことから、最新のタイヤとしてホワイトレタータイヤをリリースしているタイヤメーカーが増えてきている。2018年の大阪オートメッセに展示されたKEEPER TOMS LC500

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