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ミニカーの値段も凄いぞポルシェ! 「世界限定99個」1/8スケール「ポルシェ911カレラRS2.7」約30万円にて発売【京商】

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: ポルシェ、京商

迫力のあるスタイリングを卓上で楽しめる

 豊富な車種をラインナップする模型メーカーの京商が輸入代理店を務めるミニチャンプスから1/8スケール ポルシェ911カレラRS2.7が本日8月21日に発売された。今回は、価格もスケールもビックモデルの情報が届いたのでお知らせしよう。

 ミニチャンプスはドイツが誇るミニチュアモデルの名ブランド。大人のミニカーマニア向けに「品質優先」という方針のもと製作され、実車ファンも納得がいくクオリティの高さから、世界中のコレクターが注目している。

 また、古今東西を問わずさまざまな市販車、仕様違いのレーシングカーなどを取り揃えるほか、スケール違いといったバリエーションの豊富さもミニチャンプスの魅力のひとつといえるだろう。スケール違いのミニチャンプス製ミニカー

 第1次スーパーカーブームの頃、ポルシェと言えばポルシェ911カレラRS2.7だと洗脳をされた方も多いのではないだろうか。通称ナナサンカレラ(1972〜1973年)とも呼ばれるこのモデルの実車は、当時のレース車両グループ4のホモロゲートを得るために生産されたモデルで、2.4リッターの911をベースに2.7リッターまで排気量を拡大。

 幅広タイヤを収めるために膨らんだリア・フェンダーや、空力対策のためにフロントスポイラーおよびダックテールが加味されて迫力のあるスタイリングを得ている。通称ナナサンカレラと呼ばれたポルシェ911カレラRS2.7

 当初は500台の予定だったが、あまりの人気ぶりに追加生産を行い、最終的に1580台が生産された。その内訳は、ツーリングが1308台、スポーツが200台、レーシングモデルのRSRが50台、プロトタイプが17台とされている(参考:ポルシェAG/RM Sotheby’s)。

シリアルナンバー付きの限定モデル

 今回、ミニチャンプスでモデル化されたのはスポーツ(欧州ではライトウェイト)で、ホワイトにグリーンのストライプやアロイホイールがあてがわれている。さすがに1/8スケールということもあり、片側サイドミラーやリアバンパーに奢られたリフレクター、エンジンフードのキャッチ、マフラータイコやエンドの形状、さらにはタイヤのピレリのロゴにホイールのエアバルブキャップなど、芸が細かい。ミニチャンプス製の1/8スケールポルシェ911カレラRS2.7のリア

 窓ガラスをのぞき込むとインパネの丸形5連メーターがズラリと並ぶ光景、まさに当時のスポーツカーの最先端だ。ちなみに、助手席側にある一番右側のメーターはツーリングでは時計が収まっているが、ライトウェイトモデルは軽量化のために板が貼られている。ミニチャンプス製のポルシェ911カレラRS2.7の内装

 なお、ミニカーは開閉機構を持たない完全ディスプレイモデルとなっている。ミニチャンプスからは、今回の製品にも使用できる1/8スケールデイスプレイスタンドも同時に発売(税抜き5万9800円)されている。

 世界限定99個の1/8スケール ポルシェ911カレラRS2.7は、ボディ裏面にシリアル番号が記入され、29万8000円(税抜き)となっている。京商の広報部によると「少量在庫の場合は即納可能だが、在庫切れになった際はMINICHAMPS本社より取り寄せとなるため、納期は3~4週間程で発送予定となります」とのこと。専用のケースに入ったミニチャンプス製ポルシェ911カレラRS2.7

 全国の模型店およびインターネットで購入することができる。

商品概要
◆商品名:1/8 ポルシェ 911 カレラ RS 2.7 ライトウェイト ホワイト/グリーンロゴライン
◆素材:レジンモデル
◆生産数:世界限定数:99個 (シリアル番号入り)
◆サイズ(モデル本体):全長 52cm  重量 約7kg
◆サイズ(ベース&ケース):縦 36.5cm  横 68cm  高さ 19.1m  重量 約5kg

【詳しくはこちら】
ポルシェ911カレラRS2.7詳細ページ
https://dc.kyosho.com/ja/800653007.html

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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