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もはやオタクの聖地ではない! いまサーキット内「キャンプ」で「レース観戦」のブームがきてる

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部、ツインリンクもてぎ、鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ

レース観戦の新しいスタイル

 「モータースポーツ」と「キャンプ」。一見、“屋外”という共通項しかなさそうだけど、最近はふたつのアクティビティを掛け合わせた、サーキットでの新たなレース観戦のスタイルが人気を集めている。“withコロナ”時代の到来でますます注目が高まりつつあるその魅力と、実際に体験できるサーキットを紹介しよう。富士スピードウェイでテントを立てて観戦するファンたち

アウトドアブームが人気を後押し

 モータースポーツ観戦といえば混雑した観客席のシートに座り、目の前を通過するマシンをひたすら追い続けるイメージだと思う。屋外で体験するアクティビティとはいえ、いわゆるバーベキューやキャンプなどのアウトドアレジャーとは根本的にスタイルが違う。レーススタート前にファンが集まるスターティンググリッド

 しかし近年は空前のアウトドア、キャンプのブームが巻き起こっている。特に新型コロナウイルスの流行後は、“密”になりにくい遊びとしてキャンプを中心としたアウトドアレジャーがさらに注目を浴びる結果となった。キャンプの朝ごはん

 そこでモータースポーツのファンだけでなく、「クルマが好きでアウトドアも楽しみたい」、あるいはどちらにも「興味がある」というようなヒトに推したいのが「キャンプと一緒にレース観戦」という一石二鳥の新しく贅沢なスタイルだ。

 大きなレースが開催されるサーキットで、キャンプができる環境を有するところはいくつかある。せっかくサーキットに出かけるなら、「モータースポーツ観戦と同時にテント泊やバーベキューを楽しんじゃおう」というワケ。ツインリンクもてぎ「森と星空のキャンプヴィレッジ」のテントと星空

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