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消えちゃいけなかった名車! 常に最先端技術の塊だった「日産セドグロ」の偉大なる足跡

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TEXT: 岩田部屋  PHOTO: 日産自動車

【Y30型】1983年6月〜

 1983年にフルモデルチェンジを実施してY30系に。デザインは430系と同じくスクエアなフォルムを継承し、ちょうどモデルチェンジのタイミングでドアミラーが解禁されたこともあり、ほとんどのグレードに標準装備。逆にフェンダーミラーはオプション扱いとした。430型のスクエアなフォルムを継承したY30型セドリック&グロリア

 この型からブロアムの上を行く最上級グレード、「ブロアムVIP」を追加。最上級グレード「ブロアムVIP」が設定されたのはY30型から

 ボディのラインアップは4ドアハードトップとセダン、ワゴンとバンの4種類。ワゴンとバンはY31系に移行しても基本形状を変えずに継続して販売され、1999年まで16年間も生産された。エンジンは今までのL型を廃止して、日本初のV型6気筒(VG型)を採用。以降、多くの日産車に搭載された。ワゴンとバンはY30型が継続して販売された

 Y30系は特別仕様車や限定車の設定も多く、「50thアニバーサリーバージョン(セドリック)」、「ヨーロッパ(セドリック)」、「グランデージ(グロリア)」などさまざまなモデルを投入してアピール。グロリアのジャック・ニクラスバージョンはY30系でも販売された。Y30系でも設定された「ジャック・ニクラス」バージョン

【Y31型】1987年6月〜

 ユーザー層の若返りを図るべく、方向性を見直したY31系は1987年に登場。伝統のブロアムシリーズの他に、5ナンバー車の新グレード「グランツーリスモ」を設定したのが大きなニュース。開口部を広く取ったフロントバンパーや3本スポークのステアリングなど、スポーティなアレンジでブロアムとの違いを出した。Y31型セドリック&グロリアではユーザー層の若返りを狙った

 ボディ形状はハードトップとセダンが用意され、後者はY32系にフルモデルチェンジしても継続して生産。1999年にはグロリアセダンが販売を終了し、セドリックセダンのみ2014年まで生産された。セダンボディは1999年にはグロリアが、2014年にセドリックが販売を終了した

 エンジンはV6のVG型をメインとし、DOHCターボの「VG20DET」を導入。マイナーチェンジ後にインタークーラーを追加してパワーを上げ、オートマも4速から世界初のフルレンジ電子制御5速に進化。足まわりにおいては、最上級のブロアムVIPに電子制御エアサスペンションを標準装備。Y31系にも最先端の技術がふんだんに投入されている。V型6気筒DOHCターボエンジン「VG20DET」

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