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「気泡」「位置ズレ」「跡残り」! 失敗だらけの「ステッカーチューン」を成功させるコツとは

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: WAGONIST編集部、Auto Messe Web編集部

ちょっとしたポイントで人目を引く効果抜群のステッカー

 お手軽かつ効果満点のカスタマイズといえば、ステッカーチューン! お気に入りのブランドやチーム名のほか、最近はドライブレコーダーの存在を後方に主張するステッカーも多く見かけるようになってきた。

 貼るだけなので簡単に思えるステッカーチューンだが、実は失敗することも多いのが事実。満足できる仕上がりを目指し、上手く貼る方法をレクチャーしよう。

貼付する面の下準備と的確な位置へ

 まず基本となるのが、貼付する面をキレイに清掃すること。シリコンオフなどの脱脂剤でワックスや油分、コーティング皮膜を除去することで、貼ったステッカーが強固に密着できるようになる。

 これを怠ると、せっかく貼ったステッカーが簡単に剥離することも……。パーツクリーナーは塗装を痛めることもあるので、使うケミカルには十分注意してもらいたい。

 ステッカーを貼る際、もっとも多い失敗例がナナメに貼ってしまうことだ。最近のクルマは複雑なボディデザインが多いため、基準となる水平ラインが分かりにくいのも一因といえる。特にクルマの場合はボディ形状とのバランスが近くからは確認しにくく、貼った後に離れて見ると残念な結果になっている場合がある。事前にボディパネルからメジャーで測り、水平ラインや貼付のガイドをマスキングテープで作っておくと安心だ。

 地味に悔しいのが、位置的な不満。あるいは複数ステッカーのバランスが悪いという失敗。これを回避するには、事前の位置合わせが欠かせない。

 マスキングテープでステッカーを仮固定し、納得できる位置関係を導き出そう。水平を維持し、位置関係も正確に貼りたいなら、ステッカーの一辺をマスキングテープで固定しつつ貼る方法もあるが、剥離紙(裏紙)をはがす際に折れたり歪めてしまうこともあるため、素人にはやや不向き。特に曲面では歪みやすいので難しい。剥離紙の一部をカットし、部分的に貼っていくなど、ボディ形状に応じたテクニックが有効となる。

 そして、大型ステッカーに多い失敗が空気の混入だ。ひとりで作業せず、端を誰かに持ってもらいながらステッカーをピンと張り、スキージ(専用のヘラ)で均一に圧着していくのがセオリーとなっている。それでも空気は入るもので、プロならば非常に薄い中性洗剤をスプレーしてから貼付し、位置合わせしながらスキージで空気ごと洗剤成分を押し出すという高等テクニックを駆使する。

 さすがに素人では力加減や洗剤濃度の調整が難しいので、紹介は参考程度にしておこう。入ってしまった空気は、ステッカーの絵柄の切れ目などに針やカッターの先端で小さな穴をあけ、そこから抜いてやることで目立たなくすることができる。

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