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第15戦 群馬トヨペット・ツンドラ16号車は混戦で3位入賞しシリーズトップ堅持【NASCARトラックシリーズ】

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Hattori Racing Enterprises

オーバータイムの戦略で明暗が分かれる

 アメリカでもっとも人気のあるストックカーレースであるNASCAR(ナスカー)で、唯一の日本人オーナーとして活躍する服部茂章代表率いる「Hattori Racing Enterprises(HRE)」が今シーズンも参戦を続けているのが、ナスカーの3大シリーズのひとつである「GANDAR RV&OUTDOORS TRUCK SERIES(トラックシリーズ)」である。 このトラックシリーズへは、オースティン・ヒル選手を昨年に引き続いて起用し、挑戦を続けている。そのシリーズ第15戦である「South Carolina Education Lottery 200」へ#16 GUNMA TOYOPET TOYOTA TUNDRAを出場させている。 ナスカーのシリーズは、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、現在全レースが無観客レースとなり、事前の練習セッションおよび予選セッションなしの決勝だけを行うレースフォーマットでのレースを展開している。ちなみに決勝グリッドの上位10台はシリーズランキングトップ10によるクジ引きにより決定される。 サウスカロライナ州ダーリントンにあるダーリントン・レースウェイで開催となったのは、1周1.366マイル(約2186m)のオーバルコースで、1-2ターンと3-4ターンの曲率が違っており、さらに広いコース幅ながらアウト側半分はさらにバンク角が付いた丼状のプログレッシブバンクを持つコース。 16号車の決勝グリッドは3番手を獲得し、トラックシリーズ第15戦は好ポジションからスタートをきることとなった。9月6日(日)午後2時、第1ステージ45周、第2ステージ45周、最終ステージ57周の3ステージ制の全147周でのレースはスタートした。

 ヒル選手は序盤でいったんポジションを下げたものの、その後はポジションを回復しトップを追走。20周目のコンペティションイエローコーションでピットイン。給油とタイヤ4本交換と空気圧調整を行って4番手からリスタートすると、すぐさま順位を3番手に上げ、さらに前車との差を詰め、43周目に前車をパスし、第1ステージを2番手で終え、ステージポイントを獲得する。 ステージブレイクのピット作業を行い、続く第2ステージを4番手から迎えた16号車は、51周目の第2ステージ開始とともに3番手にポジションを上げ、2号車、23号車とともにトップ3台で後続を引き離していく。第2ステージもこのままでチェッカーとなり、さらにポイントを追加。ステージブレイクでのルーティンのピットワークを受け、3番手から最終ステージへと向かう。 そして迎えた最終ステージは、残り49周となった98周目にリスタートとなった。この最終ステージでは何度かクラッシュによるイエローコーションが出される展開となった。122周目に後続のクラッシュによって出されたイエローコーションで、HREはヒル選手をピットに戻し、給油と4本のタイヤ交換を素早くこなして3番手でコースに復帰させる。そのイエロー明けのリスタートでは、16号車はスタートダッシュを決めて2番手に上げてトップ争いへと挑んでいく。

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