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クルマ好きでも知らない人多数! 足まわり交換で「ポテンシャル」を引き出す「1G締め」の効果と方法

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: Auto Messe Web編集部、WAGONIST編集部

DIYでも「1G締め」は可能

 もし作業に慣れている人であればDIYで実践することも可能なので、その手順を紹介しよう。まずはジャッキアップしてタイヤ&ホイールを外すことから。ブッシュの部分をガタつきが出ない程度まで緩めた“仮締め状態”にしておき、タイヤ&ホイールを装着してジャッキをダウン。車重が4本のタイヤに乗っている状態で、仮締めだった部分を規定トルクで本締めすればOKだ。1G状態で足まわりのボルト類を締め直すことでブッシュの捻れが解消する

 タイヤ&ホイール装着後にレンチが入らない車高の場合は、タイヤと地面との間に踏み板を入れて作業スペースを確保して行なおう。タイヤ&ホイールを装着するとどうしても締められない場合は、強度的に問題がないアームやディスクローター下部などに頑丈な木材やジャッキスタンドなどのウマを噛ませ、擬似的に1G状態で支えるという方法もある。DIYで「1G締め」の作業を行うこともできる

 ただ、これは失敗すると車両を損傷するばかりか、大きな怪我を負う危険もあるため避けてほしい。リフトなどで安全に車体を支えられる、ショップならではのテクニックだと理解しよう。安易なDIY作業の失敗は、命に関わる大きな事故に発展する場合がある。分解する前に手順を熟考し、不安ならば最初からショップに依頼するのが賢明な判断だ。特に足まわりの作業は途中での移動が不能となるので、よく考えて実行するようにしたい。作業に自信のない人はショップに任せよう

 「1G締め」をすることで足まわりのブッシュやサスペンションまわりに余計なテンションが掛からず、車種の違いや個体差はあるものの、路面からの突き上げ感が減少したり、アライメントも正確にセッティングできるようになったりする。足まわりにこだわるのであれば、ぜひ実践してほしいメニューだ。「1G締め」を行なうことで突き上げ感が減少したり、アライメントが正確にとれるようになったりする

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