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ローパワーでも軽けりゃ速い! 改造「軽自動車」のコペンがGT-Rやポルシェを超える衝撃

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TEXT: 岡田幸一  PHOTO: 岡田幸一、Auto Messe Web編集部、Honda、Koenigsegg Japan

●軽自動車による「PWR下克上」

 一覧をご覧いただくと、F1 がパワーウェイトレシオ「1」以下、「〜億円」まではいかないが素敵なマンションが買えそうなクラスのスーパーカーが「2」、国産のハイパワースポーツカーが「3」、庶民にもまだギリギリ手が届きそうなスポーツカーが「5」「6」あたり、軽スポーツが「10」といったところだ。

 そう見ていくと、国産のハイパワースポーツカーがパワーウェイトレシオ「3」あたりをターゲットにしているし、ストリートでも実用的で扱いやすさを考慮すると、「3」〜「5」付近であることが見えてくる。ル・マンをはじめとして、あれだけ世界中のレースで大活躍しているポルシェが、パワーウェイトレシオ「1」や「2」のモデルがないのもおもしろい傾向。やはり「3」なのだ。モノゴトにはバランスが大事ということであろう。

  さて、本題の軽自動車。少なからず軽自動車のチューニングファンはいる。彼らがパワーアップにハマる理由は、まさにパワーウェイトレシオ。軽いがゆえにパワーを上げていけば、世界の名だたるスーパーカーにパワーウェイトレシオが肉迫していくのだ。安い軽自動車だが、何千万円もする高性能スポーツカーと変わらない加速性能を手に入れることが可能である。 実際にコペン専門店「も。ファク」のタイムアタック号のパワーウェイトレシオはアヴェンタドールにだって手が届きそうな勢いだし、アルトワークスで最速のネギくん(愛知県)のマシンは、GRヤリスを上まわるパワーウェイトレシオになっている

「も。ファク コペン」は重量約730kgで、NOS(NX)を使って瞬間最大出力は約280psを発生。パワーウェイトレシオは「2.6」。

「ネギ アルトワークス」は重量は徹底的に軽量化が図られ約610kgで、約140ps。パワーウェイトレシオは「4.3」。

 純正では自主規制馬力の64psを上限としているが、エンジンパワーを上げることで、スーパーカーを運転しているのと同じ、非日常が味わえるのだ。たかが軽自動車、されど軽自動車。チューニングの魅力をパワーウェイトレシオが証明してくれる。

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