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日産車乗りなら「NISMO」の「スポリセ」は見逃せない! 単なるコンピュータチューンとはひと味違うワケ

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部、GT-Rマガジン

メーカー直系のコンピュータチューニング

 「スポーツリセッティング」とは日産自動車のレース部門としてモータースポーツ活動を一手に引き受けるニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(以下ニスモ)が手掛けるエンジンカスタマイズメニューでもっともベーシックなプラン。端的に言えばエンジンの頭脳であるコンピュータを書き換えて性能を高めるチューンのことだ。もともとはスポーツカー向けだったスポーツリセッティングも、現在はミニバンやエコカーにも対応するなど設定車種が拡充している。エンジンの頭脳であるコンピュータを書き換えて性能を高める「スポーツリセッティング」

車種ごとにエンジン制御を最適化

 エンジンを制御しているコンピュータは、ノーマルだと燃費や環境基準、耐久性などを加味し、何があっても壊れないようなプログラムとなっているが、それをそれぞれの車種、特性に合わせて最適なデータに手を入れることで、エンジンが持つポテンシャルを引き出す。具体的には中低速域のトルクアップや高回転域のパワー感、エンジンフィーリング(レスポンス)の向上などが見込めるのだ。「スポーツリセッティング」によって、中低速域のトルクアップや高回転域のパワー感、レスポンスの向上などが見込める

 スポーツリセッティングは2000年ごろからリリースが始まり、最初は第2世代GT-Rと呼ばれるR32/R33/R34型スカイラインGT-Rのみであったが、徐々に車種を拡大してきた。第2世代GT-R用の設定からスタートした「スポーツリセッティング」

 発売当時はノーマルコンピュータのROM(リード・オン・メモリー)を取り外して、データを書き換えたROMと差し替えていたが、コンピュータの進化により、フラッシュロムを使ってクルマのOBD(オン・ボード・ダイアグノーシス=自己診断機器接続ポート)から書き換えるのが主流となった。現在のコンピュータチューニングは、OBDから書き換えるのが主流

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