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2021年「AXCR」に向けていよいよ始動! 「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」ニューマシンの中身

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TEXT: WAGONIST編集部  PHOTO: WAGONIST編集部

来年の参戦車両「ランドクルーザープラド」をシェイクダウン!

 2020年8月、新型コロナウイルスの影響によりタイ~マレーシアで開催予定だったアジアクロスカントリーラリーは中止となったが、来年度の開催&参戦に向けて「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRES」が活動をスタート。

 11月6日に富士ヶ嶺オフロードコースで行なわれたテストでは、ニューマシンのお披露目とともに哀川翔チーム監督とドライバーの川畑真人選手によるテスト走行が実施された。

 砂塵を巻き上げながらコースを走り抜け、時には車体が大きく浮くジャンプも披露するなどニューマシンの仕上がりは上々。足まわりの仕上がりが良く、スライドさせながら前へと進められるし、今回新たに装着したブレーキキットも不安なく踏めると、満足の結果だった。

 以下、チーム監督とドライバーのコメントだ。

チーム監督 哀川  翔
「2020年はラリーが開催されなかったけど、中央自動車大学校の学生たちが本当に頑張ってマシンを仕上げてくれた。この頑張りは来年の夏に絶対繋がると思う。今の状況から抜け出して、みんなで楽しみながらラリーを完走したいね」。

ドライバー 川畑 真人
「今年はコロナ禍の状況でラリーの開催が中止となりましたが、ぜひ来年は挑戦したいですね。目指すは完走とガソリンクラス1位。今日のテストではブレーキや足まわりもイイ感じで、アクセルをしっかり踏めました」。

 WAGONIST 編集部も川畑選手が運転する同乗走行を体験! 川畑選手といえばD1では3度のシリーズ総合チャンピオンを獲得し、ドリフトの世界最速記録を保持。2019年にアジアクロスカントリーラリーに初参戦し、ガソリンクラスで見事2位を獲得。

 それはもう「スゴイ!」のひと言。荒れた路面でアップダウンを繰り返すオフロードコースを猛スピードで走る感覚は、遊園地の絶叫系アトラクションと同じ。圧巻のドライビングを披露してくれた。

LAND CRUISER 150 PRADOの中身

 2021年度ラリーカーのランドクルーザープラドは、ボディカラーを落ち着いたグレーに一新、会場で初めて見た川畑選手も「コレはカッコ良いですね」。ボディは一度バラバラにされ、軽量化を図るとともに細かなクラックを補強しながら再度組み上げられている。

 ホイールはクリムソン「MG・ヴァンパイア(F/R8.0×17in inset20)」、そこにTOYO TIRES「オープンカントリーR/T(F/R285/70R17in)」を組み合わせる。新しいR/Tはラリーステージにおいて高いパフォーマンスを発揮するのは既に証明済みだ。その上でコースコンディション次第でM/Tに変更するというプランニング。ブレーキはプロジェクトμの6ポットキャリパー&ローターを搭載していた。

 なお、今回の車両製作ならびにメンテナンスは、中央自動車大学校の生徒たちがおこなっている。もちろん来年の大会が開催された暁には「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRES」に帯同してプラドをサポートする予定。
 発表当日のテスト走行も細かなセッティングの変更やタイヤ交換など、粛々と作業を進めてくれた。マシンの仕上がりを同乗チェックした愛川監督も「足まわりがかなり熟成されてイイ感じ。コーナリングも安定して、メンテをしてくれた中央自動車大学校の学生たちが頑張ってくれたよね」と、手応えを感じていた。

 同時にサポートカーとして同行するハイエースもお披露目。フロントフェイスはフレックスの人気ボディキット「リノカ・コーストライン」に変更され、3インチのリフトアップされていた。

 6日間で2000㎞を走る過酷なアジアクロスカントリーラリー。まだ2021年度の開催はアナウンスされていないが、完走&クラス優勝を目指して、今から期待が高まって仕方がない。

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