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「たき火ができない」「ライターが使えない」! 冬キャンプで初心者が陥りがちな「罠」7つ

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵、Auto Messe Web編集部

初心者がやりがちな冬キャンプの失敗あるある

 夏キャンプで経験を積んで自信をつけていても、冬のキャンプでは思わぬ事態で大慌て、なんてことがあるものだ。冬キャンプの“困った”はダントツで寒さが原因でおきること。クリスマスキャンプや年越しキャンプを予定しているなら、冬キャンプのよくある失敗例を頭に入れ、対策を練っておこう。

1)カセットガスやライターが使えない

 バーナーもランタンも、ガソリンではなくガス缶を使うものが主流になった。ガス缶には通常の「夏キャンプ向き」と低温でも問題なくバーナーを使える「寒冷地用」があり、ガス缶の表面には大きく「REGULAR」「NORMAL」(以上が夏向き)、寒冷地用には「SUPER」「POWER」などと記載されている。カセットガスは寒冷地用を持って行く

 メーカーによっては文字の色やキャップの色を変えていて、落ち着いて手に取れば簡単に判別できるのだが、慌ててキャンプの準備をするとうっかり夏キャンプで使った残りの燃料を持って行ってしまうこととがあったりする……。

 冬でもぽかぽか陽気の昼間であれば夏用のガス缶でもなんとかなることもあるが、気温が10℃を切ればお手上げだ。キャンプ場売店や近くの店で冬用燃料を手に入れるほかない。気温が10℃を切れば通常のカセットガスではお手上げ

 また燃料間違いだけではなく、バーナーの自動着火に頼っている人も注意が必要だ。気温が5℃を切るような低温下では、点火装置の火花が出にくくなり、せっかく寒冷地用ガスを用意しても着火できなくなる。ライター類も火花が出にくくなるので、冬キャンプではマッチを忘れずに持っていこう。冬キャンプではマッチを忘れずに持っていこう

2)水や野菜、靴も凍る

 雪中キャンプのように長い時間、氷点下になる環境では水気のあるものは一晩で凍り付いてしまう。「明朝のスープ用に」と、ペラペラの折りたたみ式ジャグやペットボトルに残しておいた水が凍ってしまい、結局、朝一番に水くみに行く羽目に。せめて満水にしておけば、朝一番のコーヒーやスープくらいは作れるのだが、一度はやってしまう冬キャンプの失敗だろう。

 また水だけではなく、レタスやほうれん草といった野菜もうっかり放置しておくと凍ってべちゃべちゃになる。食べられなくはないが、食感が悪くなるので新聞紙に包んでから段ボール箱に入れるかクーラーボックスに保管したい。野菜をうっかり放置しておくと凍ってべちゃべちゃになる

 飲み物や食べ物だけでなく凍てつく靴も困りものだ。寒い日でも足の裏は汗をかいていて、靴を脱ぐとわずかにしっとりしていることに気づくだろう。そのままテントの前室に放置しておくと、朝は靴に足をいれるのをためらうほど冷えている。

 朝一番だけでも電気毛布に包んだり電熱インソールや布団乾燥機を使ったりしてあたためられれば良いが、そういったものがないならテント内で保管して、履く前に取り外したインソールを寝袋の中で温めておくと幾分まし。

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