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メルセデスに一切の手抜きなし! 「マルコポーロ」は「キャンピングカー」の常識を超えた一台だった

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TEXT: 妻谷裕二(TSUMATANI Hiroji)  PHOTO: メルセデス・ベンツ日本、メルセデスVクラスカタログ、Daimler AG、妻谷裕二、Auto Messe Web編集部

  • 2018年に日本市場に現れたマルコポーロ・ホライゾン

ベンツが煮詰めてきたキャンピングカー「マルコポーロ」

 キャンピングカーの特徴と魅力は、住宅設備をある程度備えたクルマなので、ホテルや旅館に宿泊せず自由に長期旅行が楽しめる事にある。特筆は天災(地震・台風等)で家屋の機能が損傷した場合、キャピングカーが1台あるだけで助かったケースが多く見受けられる。

 また、キャンピングカーの大きな効用はストレスの解消である。過密なスケジュールで仕事等をする様な生活が続く時にストレスは発生。この生活パターンを繰り返し続けていると、1日や2日位の休暇を取っても蓄積したストレスを解消することは不可能と言われている。特に、日本の職場環境は欧米の様に1か月単位の長期休暇を取りにくいと言える。メルセデス・ベンツ・マルコポーロ

 そんな時、キャンピングカーの「気楽な旅」がストレス解消に大いに役立ってくれる。キャンピングカーの旅は宿の予約が不要で、時間も自由に決めることができる。さらに、キャンプ場のみならず、高速道路のSA・PA、道の駅等どこでも安心して休憩や仮眠ができる。道路が渋滞する観光シーズンでも、渋滞を気にせず気楽に出発できる事もキャンピングカーの大きなメリットだ。その他、レストランの無い場所でもゆったりと食事ができる気楽さ、ペット同伴でも寝泊まりできる便利さがある。一度キャンピングカーの快適さを味わってしまうと、ほとんどのユーザーは「やみつきになる」と言われている。マルコポーロ・ホライゾン

 そこで、プレムアムアウトドアミニバン・キャンピングカーの先駆けとして、ヨーロッパでは1984年の登場にまでさかのぼる「マルコポーロ」だが、近年、日本へも導入されたメルセデス・ベンツVクラス「マルコポーロ ホライゾン」を紹介しよう。

メルセデス・ベンツ「V220 d マルコポーロ ホライゾン」とは

 今年の5月に日本への導入が発表されたマルコポーロ ホライゾン、まず、その基本コンセプトは下記の4項目である。

◆専用装備により室内の居住性・快適性を向上したプレミアムアウトドアミニバンである。
◆最大5名までの就寝スペースを確保できる広々とした室内空間を確保。
◆先進の安全運転支援システムを標準装備。
◆メルセデス・ベンツ車造りの哲学「シャーシはエンジンよりも速く」の独自の安全設計が原点。

 1998年にヨーロッパのミニバンとして日本に初めて導入されたVクラスはワイドでスクエアなスタイリングと広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンのセグメントを創出した。その後も、2003年、2015年のフルモデルチェンジを経て、7名乗車のシートレイアウトや左右両側の電動スライドドア、リアエンターテイメント等、日本のお客様のニーズに合わせて装備や専用アクセサリーの拡充を図り、累計販売台数約3万台を達成したロングセラーモデルだ。マルコポーロ・ホライゾン

 そして、2018年2月2日にこのVクラスの新グレードとして、車内で快適に休む事ができる特別装備を拡張したプレミアムアウトドアミニバン「V220 d マルコポーロ ホライゾン」が追加発表された。2名まで使用可能なベッドやリーディングライトを採用するポップアップルーフを備えたメルセデス・ベンツのプレミアムアウトドアミニバン・キャンピングカーとして大きな話題となったのは周知の通りだ(日本での税込み標準価格は846万円)。2018年に日本市場に現れたマルコポーロ・ホライゾン

  2019年10月24日にマイナーチェンジされた新たなVクラスは全ての乗員が快適に過ごす事ができ、3点式シートベルト一体型シートや多彩なシートアレンジメントが可能なレイアウト、FR(フロントエンジン、リアドライブ)レイアウト等、これまでのVクラスのコンセプトを継承し、安全性、快適性や質感などあらゆる面で進化し、最新の「メルセデス・ベンツのミニバン」の名に相応しい圧倒的なプレミアムを備えている。

 2020年5月21日には、すでに2018年2月2日に発売された「V220 d マルコポーロ ホライゾン」が新仕様で再発売されたのは周知の通りである。この新仕様の「V220 d マルコポーロ ホライゾン」は、車内で快適に休む事ができるポップアップルーフやフルフラット機能付きベンチシート、回転式シート(前席)等、居住性や快適性を高める専用装備に加えて安全運転支援システムを標準装備したプレミアムアウトドアミニバンである。メルセデス・ベンツVクラス

 そして、最新のVクラスは2020年7月13日、一部改良され、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージが標準装備され、同時にダッシュボード中央に10.25インチのワイドスクリーンと自然対話式音声認識機能を備えた対話型インフォテインメントシステムMBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)が搭載されている。レーダーセーフティパッケージが標準装備のVクラス

 日常はプレミアムミニバンとして活躍し、レジャーではプレミアムキャピングカーへと様変わりするこの「V220 d マルコポーロ ホライゾン」は家族や友人らと大切な時間を過ごすための特別なプレミアムキャンピング仕様のミニバンとなっている。

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