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華麗なる復活劇! 一度は消えるも「絶版車名」を使い「売れまくる」国産車4台

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部、日産自動車

ダイハツ・タフト(1974〜1984/2020〜)

 2020年6月にデビューした軽クロスオーバーSUVのタフトは、スズキ ハスラーの独壇場だったこのジャンルに飛び込み、瞬く間に人気車種となった。そんなタフトの名前は実は46年前の1974年に登場したコンパクトなRV車で使用されたものだった。

 この初代タフトは、いわゆるジープタイプの本格的なRV車であり、当時はランドクルーザーやパトロールといった大柄なボディを持つものと軽自動車であるジムニーしか存在しなかったジャンルに、全長およそ3.4メートル、全幅も1.46メートルというコンパクトなボディで参戦したのである。

 搭載されるエンジンも当初は1リッターのガソリンエンジンのみで(のちに1.6リッターガソリンやディーゼルエンジンも追加)、キャラクター的には同じく1リッターエンジンを搭載するロッキー(こちらも過去の名前を復活させている)に近いかもしれない。現行モデルのダイハツ・タフト メーカーアクセサリー装着車

日産・ジューク(1997/2010〜2019/2019〜)

 日本では残念ながら1世代で消滅してしまったジューク。初代日産・ジュークの走行シーン

 登場直後はその奇抜なデザインが賛否両論集める結果となったが、最終的には多くのユーザーに受け入れられ、またスポーツモデルのNISMOも設定されるなど、息の長いモデルとなった。なお、欧州では2代目モデルが好調なセールスを記録している。2代目日産・ジュークの欧州モデル

 そんなジュークという名前、実は2代目マーチの特別仕様車として使用されていたのだ。2代目マーチの特別仕様車「マーチジューク」のフロントビュー

 1997年末に登場したジュークは、ブラックのボディにレッドに塗られたボンネットとルーフ、そしてホイールキャップが印象的なモデルで、内装は赤のエクセーヌと黒の本革のコンビシートとなるなど“赤と黒”のコンビネーションにこだわった仕様となっていた。2代目マーチの特別仕様車「マーチジューク」の内装

 さすがに当時は個性的すぎて超人気モデルとまではならなかったようだが、初代ジュークにもブラックボディに赤の差し色を入れたパーソナライゼーションを選ぶことができたため、ひっそりと当時を思い出してしまったのである。2代目マーチの特別仕様車「ジュークマーチ」のリアエンブレム

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