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日常運転を極めるにはマイナーモータースポーツ「ジムカーナ」の4つのテクが最高だった

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TEXT: 岡田幸一  PHOTO: Auto Messe Web編集部

日常の運転や危機回避! 普段使える運転技術も習得できる

 モータースポーツの登竜門と言えばジムカーナである。サーキットを周回するレースとは違って、どこか地味なイメージもある。しかし、ブレーキングやコーナリング、そしてそれらが連続するS字やスラロームなど、モータースポーツの基礎となるドライビングテクニックを磨くのに最適だと言われている。

 そして何より、それらのドラテクを習得することによって、普段の運転や危険回避にもとても役立つのは間違いない。今回は、そんなジムカーナでぜひとも身につけたいテクニックにはどんなものがあるのか見ていこう。

ジムカーナってどんなモータースポーツ?

 もちろん、モータースポーツという自動車競技なので、上を目指すのなら、スポーツドライビングに見合ったハイグリップタイヤの装着や足まわりの強化などが必要だが、ヘルメット&グローブといったドライバーの装備さえあれば、クルマは“フルノーマル”でも初められるのがジムカーナだ。

 とは言っても、その頂点はJAFが統括する全日本戦が開催されているなど、入り口は超広いけれども、極めようと思うとそれはそれは奥が深く、ライバルも多く難しい自動車競技なのである。

 ジムカーナとは何かを説明する場合、レースとの違いを明らかにするのが分かりやすい。レースはサーキットを複数台で一斉にスタートし、決められた周回数をまわって、だれが一番速くゴールできるかを競うもの。

 対して、ジムカーナとは決められたコースに対して一台ずつ出走し、スタートからゴールまでのタイムを競う競技(タイムトライアル)のことをいう。たいていは、カートコースのようなミニサーキットや広い駐車場のようなところが会場となり、そこにパイロンが置かれ、その日だけの特設コース(スラロームセクションや180度ターンなど)がつくられて、コースを覚えるところから競技ははじまる。コースの長さだが。タイムにして60秒前後~90秒ぐらいが平均になっているようだ。

 レースでは目の前のクルマがまさに相手ということになるが、ジムカーナの場合は、「競技中のライバルは自分自身である」とよく例えられるように、集中力を高め、いかに自分の持っている運転技術をミスなく発揮できるかが勝負の分かれ目になってくる。

テクニックを習得すれば性別も年齢も関係ナシ!

 ジムカーナとは、免許取り立ての若葉マークの初心者から、還暦を過ぎた超ベテランドライバーまで、ハンデなく戦えるのが最大の魅力かもしれない。一台のマシンを使って親子でダブルエントリーするような仲良しファミリーも多く、初めはオヤジにまったく歯が立たないが、半年もすればムスコがオヤジのタイムを脅かすといった微笑ましいシーンが見られるのもジムカーナならでは。

 レースでは一発の根性や体力も必要だが、何度も申し上げるとおり、重要なのは根性論よりも集中力のほうであり、さらにはどこまでいっても運転技術の習得に尽きるのだ。

 というワケで、ジムカーナで身につけたいテクニックにはどのような種類があるかその一例をピックアップし、それぞれはどんなものなのか見ていこう。

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