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道具で妥協したくないなら「スタッキング」を極めるべし! キャンプ上級者の「重ね」テクとは

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵、Auto Messe Web編集部

コンパクトに必用な物を持っていくのがいま主流

 軽自動車やオートバイなのに、驚くほどたくさんの道具を持ってきているキャンパーがいる。「シンデレラフィット」するものを見つけてできるだけ重ねて収納し、ちょっとした隙間を上手に活用できる賢い人たちだ。

 重ねて収納することを「スタッキング」といい、キャンプ用品の場合、かさばりやすいクッカーと食器を重ねてコンパクトにして持ち運ぶのが定番。同じメーカーの調理器具であれば比較的まとめやすいのだが、まれに違うメーカーの全く異なる分野の製品であっても無駄な隙間がなくピタッとまとまることがある。これがシンデレラフィット。

 スタッキングが得意な人は、積載性の劣るクルマやオートバイであっても道具をあきらめる必要はない。つまり、身軽に移動して、快適なキャンプができるのだ。 

スタッキングの王道はクッカーと食器

 キャンプ用クッカーは複数のクッカーを重ねて持ち運ぶのが前提だ。とはいえ一度のキャンプで必要なのは炊飯用とおかず、スープ用の大小クッカー&フライパンがあれば十分だ。

 問題は一番小さいクッカーの中に何を入れるかだが、一般的なのは「ガス缶とシングルバーナー」「薄型のケトル」「マグカップとカトラリー」「食材」のいずれか。食材以外は、ブランドを統一することでスタッキングできる確率はかなり高くなる。

 食器で言えば皿やボウルは人数分を重ねやすいが、問題はハンドル付きのカップだ。ハンドルの下側に切れ込みがあるか、平たいハンドルであればハンドル付きでも重ねやすい。

 その代表がシェラカップ。シェラカップは違うブランドのものでもスタッキングできるし、皿やボウル、カップになるのでいくつあっても重宝するスグレモノ。

 そこに目をつけたメーカーの中には、シェラカップとまとめて持ち運べるマルチ調理器具や食器を発売している。写真はシェラカップとまとめて運べるキャプテンスタッグのシェラカップ調理器(水切り、おろし、エッグセパレーター、スライサー)とシェラカップスプーン。

 これだけあれば料理の下準備は万全。シェラカップは火にかけられるので、食材をシェラカップにまとめて加熱してもいい。

 シートゥサミットには、底はアルミだけれど側面がシリコンになっていて蛇腹にたためるクッカーやケトル(X-ポット シリーズ)がある。たためるクッカーとシリコン製の皿を組み合わせれば、無駄な隙間を徹底排除できる。

 また、SOTOのサーモスタッククッカーコンボは大/中/小のマグとふた、ジョイント、保温ケース(コジー)、リフターのセットで、大小のマグとジョイントを組み合わせることで本姓の高いダブルウォールマグになる。マグは単体なら火にかけられるので、マグとクッカー、保温マグをまとめて持ち運び、組み合わせによって使い分けられるのがおもしろい。

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