クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • いま車内は「大画面」が当たり前! ネガな要素もある後付け「巨大カーナビ」の選び方
CUSTOM
share:

いま車内は「大画面」が当たり前! ネガな要素もある後付け「巨大カーナビ」の選び方

投稿日:

TEXT: 土田康弘  PHOTO: WAGONIST編集部

汎用性の高い「フローティング」タイプ

 そしてカーナビもディスプレイオーディオもどちらの大画面モデルにも、「ビルトイン」と「フローティング」という2つの装着スタイルがある。

 数年前までは大型ディスプレイを搭載するモデルのほとんどが、ナビ周辺のパネルを専用品に交換して純正ナビよりも大きいユニットをビルトインする手法だった。しかし近年ではフローティングタイプと呼ばれる、ダッシュパネルのナビ取り付け位置からディスプレイを浮かせて設置されるモデルが多くなっている。本体ユニットは2DIN規格のまま画面部分だけ浮かせる方式のフローティングタイプは、ビルトインタイプのようにユニット周辺のパネルを車種専用の交換する必要がなく、多くの車種に取り付けられるのが魅力だ。フローティングタイプの大画面AVユニット

 フローティングタイプにはパナソニックのストラーダ(9〜10インチ)やアルパインのフローティングビッグX(11インチ)、JVCケンウッドの彩速ナビ・フローティングモデル(9インチ)など、さらにディスプレイオーディオではカロッツェリアのDMH-SF700(9インチ)などが用意されている。フローティングタイプのアルパイン製カーナビ

スマートに取り付けられる「ビルトイン」タイプ

 一方、車種専用の取り付けパネルとともに大画面のユニットを取り付ける「ビルトイン」方式は、純正同然にスマートに装着することが可能で、ダッシュまわりのデザイン性を求めるユーザーには人気だ。ただ、こちらの取り付けスタイルは適合車種が年式やグレードなどでも細かく適合が分かれており、大画面ユニットを取り付けられるのは現行車や人気車種に限られる傾向にあるのが、旧型車や不人気車のオーナーには残念なところ。「ビルトイン」方式は、純正同然にスマートに装着することが可能

 そんなビルトイン方式で取り付けるモデルの中でも注目されているのが、ケースペックの「カーマルチメディアシステム・アース」だ。旧型と現行型のアルファード&ヴェルファイア用として設定される同モデルは、12.1インチの大型縦型ディスプレイを備えるのが特徴。純正ディスプレイに加えてエアコンパネルを取り外して装着するスタイルのパーツで、コクピットのイメージが激変する。スマホのミラーリング機能を利用しナビやオーディオ、エアコン操作などを大画面のタッチパネルで行なうことが可能だ。ビルトイン方式で注目されているケースペックの「カーマルチメディアシステム・アース」

大画面ユニットのメリットとデメリット

 ところでAVシステムを大画面化することには、どのようなメリットがあるのだろうか? ひとつは地図表示の拡大や画面上のボタン(ソフトキー)が大きくなり、見やすさや操作性が向上する点。また大画面であれば情報量を多く表示できるので、一画面でさまざまな情報が見られるのもメリットだ。もちろん映像再生などでは大画面の迫力は段違いだ。大画面モデルだと地図表示の拡大や画面上のボタン(ソフトキー)が大きくなり、見やすさや操作性が向上する

 その反対で大型ディスプレイによるデメリットとして考えられるのは、フローティングタイプの場合、周辺のエアコン吹き出し口を隠してしまうケースが考えられる(各モデルの適合情報を要確認)。またアフターメーカーのユニットに交換することで純正機能の一部が使えなくなる場合もあるので、交換前に必ず確認しておこう。フローティングタイプを購入する際は、干渉する場所がないか交換前に必ず確認しておこう

 このように大画面ユニットの導入は、かなりハードルが低くなっている。各メーカーから多くの大画面のAVユニットがリリースされているので、ディスプレイサイズ、デザイン、機能などを比べて最適なモデルを選ぶと良いだろう。各メーカーから多くの大画面のAVユニットがリリースされている

12
すべて表示

 

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS