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「クラウン」「ギャラン」「バイオレット」! 日本車を鍛え上げた「ラリー黎明期」は何が凄かったのか

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: 原田了,MITSUBISHI

海外で鎬を削り始める日本メーカー

 一方、1958年の豪州一周モービルガス・ラリーで初参戦ながらクラス優勝を飾った日産も、このサザンクロス・ラリーに挑戦しています。70年代初頭からはフェアレディ240Z(ダットサン240Z)も投入するなど、メーカーとしての威信をかけた戦いを展開することになりました。そして1977年には、ブルーバードがブルーバードUに移行したことで、現実的な後継車として1973年に登場していたバイオレット(輸出名はダットサン710)を投入。バイオレット710

 名手、ラウノ・アルトーネンがドライブして悲願の優勝を飾っています。アルトーネンがバイオレットで優勝した1977のサザンクロスラリー さらに翌1978年からサザンクロス・ラリーの最終年度となった1980年まで、ダットサン710の後継となるスタンザ(型式名はA10)で3連勝。都合4連勝を飾ってサザンクロス・ラリーの歴史に幕を閉じることになりました。

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  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
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