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洗車の神様は「細部」に宿る? 仕上がりを左右する「水滴」という大敵

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TEXT: 戸塚正人  PHOTO: 木村博道

洗車の仕上げは実は「細部」が一番重要

 洗車でスクラビング(ボディをこすって汚れを落とすこと)と同等に大事なのが、すすぎの際にボディに残った水滴の除去=拭き取りだ。残った水滴は、水ジミや水アカ、ウォータースポットの原因。仕上がりを著しく悪化させる。もっとも完璧に拭き上げたつもりでも、走り出した途端にボディのいたる場所からチョロチョロ水が流れ出すのを経験したことがあるだろう。残った水滴は、水ジミや水アカ、ウォータースポットの原因となる まず、すべてのドアはもちろん、リヤハッチ(あるいはトランクリッド)、エンジンフード、フューエルリッド=給油口のフタなど、開く部分はすべて開け放ち、パネルのフチなどに残っている水滴を残らず拭き取りたい。開く部分はすべて開け放ち、パネルのフチなどに残っている水滴を残らず拭き取りたい

 

一見拭きあげたつもりでも「ボディの結合部」は水だらけ

 それだけでは十分ではない。車体には大小さまざまな部品が組み付けられている。その結合部はボディと完全に密着しているわけではなく、隙間があり、撒布した水も入り込んでいる。 エアコンプレッサーでもあれば、高圧縮空気で細かい部分に留まっている水滴も瞬時に吹き飛ばすことができるのだろうが、あまり現実的とはいえない。アマチュアは身の回りの道具を使って地道に水滴を除去するほかない。水滴の拭き取りだけで半日以上かかってしまうことも 例えば、ハニカム形状のフロントグリルや、エアインテークの奥、車体とリヤスポイラーとの隙間、あるいはホイールのホール(穴)とナットのクリアランスなどの水滴の除去には吸水性に優れたセーム革が最適だが、車種によっては複雑な形状だったり、非常に狭小でセーム革を届かせることが難しいことがある。フロントグリルやエアインテークなどセーム革でも拭き取りが難しいところがある

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