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梅雨どきのアウトドアは全然「あり」!「雨キャンプ」を100倍楽しむ方法

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TEXT: 猪狩清十郎  PHOTO: Auto Messe Web編集部,Illustration ; 猪狩清十郎,写真AC

雨には雨の趣がある!? まずはポジティブに捉えよう

 雨だ! さぁキャンプに行こう! などと前向き過ぎるキャンパーはあまりいらっしゃらないとは思いますが、数カ月前に予約したキャンプが雨になってしまう確率が高いのが梅雨どきのキャンプ。キャンセルを考える人も少なくないはずです。しかし、よほどの荒天でなければ雨には雨の良さがあり、テントやタープ下に籠もって過ごすのも楽しいものです。

 せっかく予定したキャンブですから、「雨かよー」とがっかりせずに雨天を楽しむキャンプへと心構えを切り替えてみてはいかがでしょうか。そんなわけで、「雨キャン」を成功させるための小ワザをご紹介してみようと思います。しっとりした雨キャン

「雨キャン」のメリットと注意すべきポイント

 雨キャンは虫も少なく涼しい、キャンセルで人も少ない、音がかき消されて静寂、焚火が火災になりにくく安全、タープからの雨水をバケツに貯めて洗い物に利用、水汲みに行かなくてラク⋯⋯など発想を変えると楽しむポイントがたくさん見えてきます。天然の浄水である雨を有効利用してみるなど発想を変えてみましょう。

 雨キャンが優雅になるか大惨事になるかの分かれ目は雨水の流れ次第ですのでテントサイトの場所選びが重要です。まずはいくつかのポイントを知っておきましょう。

雨水のこない場所を見極める

 泥んこになってしまうキャンプ場はクルマがスタックするなどリスキーですしキャンプは大変困難です。また河原も増水のリスクがあります。芝や整地された板張り区画のあるキャンプ場、できればクルマを横付けできるオートキャンプ場が荷物の出し入れや万が一荒天時の避難などが容易です。雨キャンにはオートキャンプ場がオススメ テントサイトは窪地や低地を避け、丘になっている高い場所を選んでください。雨天時の水流を読んで浸水しない場所を見極めるのがポイントです。樹木の下も枝葉が天然の傘になり雨を軽減してくれます。雨水が川のように流れる場所は浸水しますので特に要注意です。管理者におすすめの場所を教えてもらうのも有効です。テントサイトは芝生などの敷地で雨の貯まらない場所がいい

タープを最初に立てる

 雨キャンではタープの重要度がかなり高くなります。大きめのタープは濡れない作業スペースとなりますので最初にタープを立て荷解きやテントの設置を行いましょう。また撤収作業もタープ下で濡れずにできます。雨キャンではほとんどターブ内で過ごすことになりますので、人数にもよりますが大きめのタープが役に立ちます。雨キャンはタープ設営から作業開始

 タープの種類ですが、焚火を想定するならポリコットンやコットン素材を。ただしコットン系は水を吸うと重くなります。ポリエステル系は撥水性能も高く軽量ですが火に弱いので気を付けてください。

テント周辺の留意点

 テントは素材の耐水圧よりもインナーテントの底が水に強いタイプがおすすめです。バスタブ形状など浸水しにくいものもあります。またテント下に敷くグランドシートの他に、テント内にも防水シートを敷くと濡れにくくなります。寝床はコット等で高さを確保しシュラフが濡れないようにします。小型のフォールディングスコップなどを用意しておくとテント周辺に雨水溝を掘ることができます(溝掘りの可否はキャンプ場に要確認)。雨水の流れを読みテント設営、場合によっては溝を作る

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