「夏キャンプ」を楽しみ尽くすために! 熱中症を回避する「暑さ対策」3つ (1/2ページ)

「夏キャンプ」を楽しみ尽くすために! 熱中症を回避する「暑さ対策」3つ

意識したい「水分」「塩分」「十分な睡眠」

 健康な人であっても、エアコンなど空調設備のない夏キャンプでは熱中症の危険がつきまとう。

 水遊び中は全身濡れているので分かりづらいが、思いのほか汗をかいていて気づかないうちに脱水症状となることがあるし、都市部よりも涼しい高原でも30℃を超える日がある。油断は禁物だ。

 それに新型コロナ感染症予防のためキャンプ場の炊事棟やトイレなど共同で利用する施設ではマスクが不可欠で熱がこもりやすい。

 熱中症予防に必要なのは「こまめな水分補給」「ほどよい塩分」「十分な睡眠」と言われており、夏のキャンプではスポーツドリンク入りボトルを用意して水分と塩分を補給し、こまめに日陰で休憩することが大切だ。

【関連記事】“ギア”感たっぷり! スズキ「ハスラー」にダイハツ「タフト」などアウトドアが楽しくなるオススメ軽カーを紹介します

水分補給をする子供画像はこちら この基本対策をとった上で、エアコンのない夏キャンプでの対策とは?

対策1:少しでも涼しい環境を作る

 通常、体温が上がっても汗などで体温が調整されるが、あまりにも気温が高い・湿度が高い・体調不良などさまざまな要因により体温がうまく調整できず体に熱がたまってしまうのが熱中症。

 夏のキャンプでは1日中木陰が生まれる林間サイトがベストだが、昨今のキャンプ人気でそうした涼しいサイトを確実に利用できるとは限らなくなっている。

【関連記事】“ギア”感たっぷり! スズキ「ハスラー」にダイハツ「タフト」などアウトドアが楽しくなるオススメ軽カーを紹介します

テントを立てるときは風通しの良い場所を選ぶ画像はこちら

 そのため、日陰を作るタープやスクリーンタープはマストアイテムだ。できれば遮熱加工を施したタープがあると随分楽になる。遮熱加工のタープがなければ、ポリコットンなどなるべく厚手のタープを選択。薄手のものよりも熱を感じにくい。タープで日陰を作る行為は重要だ画像はこちら その上で角度を調整したり、スクリーンタープなら窓の開閉をしたりして、日差しがタープ内に入らないようにしよう。なお、撤収は涼しい時間帯に行い、帰る間際にタープを片付ければいいが、設営は炎天下での作業となる。まずタープを設営して日陰を作ったら、あとはのんびり休みながら取り掛かろう。

対策2:タープ内では扇風機と濡れタオルを上手に利用すべし

 首掛けタイプのハンディファンは今や夏の散歩のマストアイテム。軽量なのでキャンプにも持っていきやすい。また、近年は長時間使用できるコードレス扇風機があるのでこれもキャンプ向き。

 ポータブル電源を持っていなくても、スマホ充電用のモバイルバッテリーで充電できるハンディファンや扇風機を選べば1泊、2泊のキャンプでも十分対応できる。ハンディタイプの扇風機で体を冷やすことも重要画像はこちら ただし、使い方にはコツが必要だ。

 扇風機はただ空気をかき回しているだけなので場合によっては熱風を吹き付けることになる。水を含めたタオルを首にかけておき、その気化熱を利用するなど対策をしておきたい。ハンディファンはミスト機能付きを選ぶという手もある。水を含めたタオルを首にかけておくことも対策のひとつ画像はこちら 首元に濡れタオルを巻き、メッシュのチェアに座って水をはったバケツに足を浸すのも効果的だ。その上でチェアの背面から扇風機の風を当てると暑さを忘れる。

 扇風機はテントやタープ内に湿気がたまらないよう排出するという使い方にも役立つ。とくに雨でスクリーンタープの窓を全開にできないときに有効だ。このとき、扇風機本体やコード、バッテリー類が雨に当たらず、濡れた地面に触れないよう十分注意しよう。扇風機はテントやタープ内に湿気がたまらないよう排出するという使い方にも役立つ画像はこちら キャンプ場では日が沈むとずいぶん涼しくなるが、熱がこもったままのテントでは寝付きにくい。睡眠不足は熱中症の原因になりかねないので、眠る前に扇風機で熱と湿気を排出する、地面の熱の影響を受けにくいコットを利用する、水枕を使うなど涼しく眠るための工夫も忘れずに。