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たった「4つのパーツ」で衝撃の激変! KLC「オフビート」が提案する新感覚「軽トラカスタム」とは

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TEXT: 内山 智子  PHOTO: KLC、K-STYLE編集部

王道からは少し離れて楽しむ。だから「オフビート」

 いわゆる王道のリフトアップカスタムとはちょっと違う、もっと気軽に楽しめる「ちょいアゲ」仕様。通勤や買い物といったメインの道筋からちょっと離れて走りたいとの気持ちから、このブランドは「オフビート」と名付けられた。名前を聞くだけでなんだか楽しくなるような、ポップな雰囲気に満ちたこのブランド。手掛ける車種もエブリイやハイゼット、軽トラなど、アゲ車の王道とはひと味違ったものばかり。

 最新作はキャリイ&ハイゼットトラック。「気軽に手軽にちょっとだけ」のワンアイテムで、その雰囲気を一新させる。KLCのブランド「オフビート」のパーツを装着したスズキ・スーパーキャリイとダイハツ・ハイゼットトラックジャンボの真正面カット

ハイゼット&キャリイのフロントを「アンダーガード」でサラリとチェンジ

 KLCの「オフビート」は、一言で言えば「アゲ専用」のエアロブランドだ。かつてアゲ車といえば、ゴリゴリのクロカン系が主流だったが、軽自動車をちょっとだけアゲて乗ったらオシャレでカッコイイんじゃないか、と彼らが推奨しているのが「ちょいアゲ」スタイル。軽自動車をアゲる人などほとんどいなかった数年前から同社はリフトアップスプリング「轟」を開発した。KLCのリフトアップサスペンション「轟」 車検対応範囲内の25〜35mmだけアゲるという新しさと手軽さ、主要軽カーをほぼ網羅する圧倒的なラインアップで、軽自動車ドレスアップ界に「ちょいアゲ」文化を定着させたのだ。KLCのブランド「オフビート」のパーツを装着したスズキ・スーパーキャリイとダイハツ・ハイゼットトラックジャンボの真横カット

 ガツンとアゲるのではなく「気軽に安全に乗り心地良く」ちょっとだけアゲる。すると街乗りにも便利だし、アウトドアレジャーに行くにも最適な愛車になった。どこにでも乗っていけるクルマならば、やっぱりオシャレに装いたい。そんな希望を叶えるのが、オフビートのアイテムである。走りの快適さを損なわないよう、ボディパーツはあくまでもシンプルに。派手に目立たせるわけではなく「あれ? 何か違う??」と思わせる、さり気なさを狙う。KLCのブランド「オフビート」のパーツを装着したスズキ・キャリイとダイハツ・ハイゼットトラック

 たとえばこのハイゼットジャンボとスーパーキャリイ。「これまでオフビートではバンパーを薄くしたりする提案をしてきましたが、軽トラの場合、これ以上薄くするってことが出来ないじゃないですか。だからこのバンパーを生かして、オフロード感、四駆っぽい感じを出すにはどうしたらいいのかな、と考えた結果、このアンダーガードが生まれたんです」。KLCのブランド「オフビート」のパーツを装着したスズキ・スーパーキャリイとダイハツ・ハイゼットトラックジャンボ 純正バンパー下部にかぶせる台形型のカバーは、ナンバー位置も開口部形状も純正と同様。純正の印象をまったく崩すことなく、ボトム部に凹凸のあるガード風の意匠を設けて、SUVっぽい雰囲気を醸し出す。かぶせているぶん、厳密にはわずかにボリュームは増すとはいえ、ほとんど純正と変わらぬサイズで、ちょっとした違いを見せるシンプルなあしらい。KLCのブランド「オフビート」のアンダーガードを装着したダイハツ・ハイゼットトラック

 いま軽トラカスタムではちょっとヤンチャに張り出したチンスポ風リップが人気だが、それとはまた少し違う、大人っぽいさり気なさが魅力である。軽トラをオシャレに、ちょっと遊び心あるスタイルに仕立てたいなら、このオフビートは大本命と言えるだろう。KLCのエアロパーツを装着したスズキ・スーパーキャリイの真正面カット

 左右3カ所ずつと下に2カ所、計8カ所をビス留めするだけで、装着も簡単。アンダー部だけを別色に塗り分ければ、別体パーツを付けているようにも見える。

同じアイテムを使っても見せ方次第で印象は一変

 また、ごくごくシンプルな形状だからこそ、多様なドレスアップにマッチする。ファインミントメタリックカラーのハイゼットジャンボやスーパーキャリイは、ロゴステッカーのあしらいもオシャレで、街乗りやアウトドアにピッタリのスタイリング。KLCのブランド「オフビート」のパーツを装着したスズキ・キャリイ

 一方こちらの標準グレードのハイゼットとキャリイは、ブラック×メタリックの渋いカラーリングでまとめる。アンダーガードを付けて、轟でリフトアップ。ホイールは大和をチョイスし、ワンポイントでマッドガードをプラス。装着アイテムはまったく同じ。KLCのブランド「オフビート」のパーツを装着したスズキ・キャリイとダイハツ・ハイゼットトラック

 なのにこんなに雰囲気が変わり、ちょっとクールでやんちゃな薫り。「アゲ系=アウトドア」の常識を覆して、また新たな魅力を放つ。ボディカラーや塗り分け方、タイヤ&ホイールのチョイスによっても、まだまだ色々な見せ方が広がりそうだし、このスタイルなら車高短にするのも全然アリ! アンダーガードの小振りさも、車高短走行にはピッタリだ。

完全車種別設計による乗り心地の良さが轟の武器

 前述の通り今回使った足はKLCの代表的アイテムであるリフトアップスプリングの「轟」。ハイゼット&キャリイの場合フロントはバネ、リヤはブロックで、共に約3cmのリフトアップを実現する。これを装着したままでも車検が通る設計で、構造変更などの必要もない。KLCのリフトアップサスペンション「轟」の装着カット

 また、轟の凄い所は、完全車種別設計を徹底していること。たとえば、標準のハイゼットとハイゼットジャンボの足まわりは同様なので、同じアイテムを装着することは可能なのだが、車重バランスの違いを考慮して標準用とジャンボ用、別々に開発しているのだ。それはスーパーキャリイとキャリイも同様。だからこそ、轟は乗り心地の良さにも定評がある。KLCのリフトアップサスペンション「轟」を装着したダイハツ・ハイゼットトラック 機能的に優れているのに加えて、フロントからチラ見えするホワイトのスプリングが、ドレスアップ心もくすぐってくれる。

ジャパニーズカスタムの伝統を継承する 鉄チン風ホイールの大和

 ホイールにも要注目。艶消しブラックのディスクに12個の丸穴を開けたデザインのアルミホイール「大和」は、「鉄チン風」にこだわってデザインされている。かつて、多くの改造車が履いた、日本のカーカスタムの原点ともいえる無骨で男臭い存在感。あのイメージを忠実に引き継いで、今の時代に甦らせた。KLCのオリジナルホイール「大和」単体カット

 リムを極力深く取り、ディスク面にかけて急激に立ち上げるメリハリの効いた造形は、足元から強烈に個性をアピール。サイズは12インチから15インチを揃え、マットブラックのセンターキャップが付属されるが、オプションで黒地にメッキ文字バージョンも選べる。ハイゼットトラックに装着したKLCのオリジナルホイール「大和」このキャップのブランドロゴもユニークで、当時っぽさと和テイストを表現するために、あえてのカタカナ表記を採用。外しの美学に満ちている。

軽トラの定番、マッドガードにも遊び心を

 同様のユニークさを感じさせてくれるアイテムが、軽トラ用に開発されたマッドガードだ。KLCの軽トラ用マッドガード(赤) オフビートらしくシンプルに、純正と似た素材を使っているが、サイズは純正より大きく作り、装着感を味わえる作り。純正と同じクリップで留められるので、装着もじつに簡単。ごくシンプルなデザインの中に、独特な書体の白抜き文字で愛車アピール。ハイゼットトラックに装着したKLCのマッドガード シンプルなブラックと、アクセントとして効果的なレッドの2色をラインアップする。ユーザーから大好評のこのマッドガード。意外なほどに女性からのオーダーも多いのだとか。増えつつある軽トラ女子からも、オフビートは注目されているようだ。

【Specifications】(消費税込み)
◆フロントアンダーガード:4万4000円
◆マッドガード:5500円
◆リフトアップサスペンション「轟」:4万6200円(キャリイ/ハイゼットトラック)
◆鉄チン風ホイール「大和」:1万8700円〜2万6400円(12/13/14/15inch・1本)

【詳しくはこちら】
◆KLC
tel.0439-88-0450
http://www.klc-div.com

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