ハンターカブにメインスタンドを取り付けたい
オフロードバイクやスポーツバイクには、メインスタンドが装備されていないモデルが多いのです。私の所有している「CT110 ハンターカブ 」も、オフロードタイプの例に漏れずメインスタンドが省略されていました(輸出国別の仕様でいろいろですが)。
その代わり左右に1本ずつサイドスタンドが用意されていて、サイドスタンドが左側1本だけだと地面の凸凹や傾斜が気になるような場所でも、右スタンドで駐車ができます。
しかもフロントブレーキレバーには、トリガー式のパーキングブレーキが装備されているので坂道での駐車も安心です。
左右のサイドスタンドを出してゲタを履かせると、メインスタンドを立てたみたいに車体を直立させることもできます。
タイヤ交換などの作業でフロントタイヤを外すとフロント側が軽くなって浮き上がり、リヤタイヤを外すとリヤが軽くなってリヤが浮くという、前後重量バランスのセンター位置にサイドスタンドがセットされています。ジャッキ類がなくてもタイヤを外す作業ができるのでとても便利です。
ただしキャンプツーリングなどに出かけた先でパンクした場合には車庫と同じようにはいきませんし、乗らない間、車庫にずっと停めておく場合もやはりメインスタンドは必要でしょう。
ということで、カブ純正のスタンドを装着しました。26年間の所有歴で最初期に行った改良整備のひとつだったと思います。