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「介護ストレス」軽減のキモ! 絶対に失敗したくない「福祉車両」選び

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web

  • N-BOXの車いす仕様

  • オデッセイの福祉車両
  • アルファードの2列目回転シート
  • 先代ノートの助手席回転シート
  • フリードの福祉車両
  • ルーミーの福祉車両
  • アルファードの2列目がそのまま車いすになる仕様
  • N-BOXの車いす仕様
  • N-BOXの福祉車両利用イメージ
  • 乗降に必要なスペースのイメージ

どのような仕様を選べばいいのか迷ってしまう

 福祉車両選びは一般的なマイカー選びと違い、初めての経験という人も多いはずだ。国産車にはさまざまな福祉車両があり、どれがそれぞれにベストかは、介護される人、介護する人によってさまざまだろう。

ドアやバックドアの開口部の大きさがまずは重要

 しかし、ひとつだけどれを選んだいいのかの答えがある。それは、ドアの開口部の大きさだ。バックドア側からの車いすの乗降であれば、開口部の大きさに加え、フロアの低さも使い勝手に大きく関わってくるということだ。

乗降に必要なスペースのイメージ

 ここで、福祉車両のタイプを整理してみると、助手席回転シート、助手席リフトアップシート、後席(サイド)リフトアップシート、ラゲッジルーム側の車いす仕様に大別できる。さらには助手席がそのまま車いすになる後席(サイド)リフトアップシートの脱着タイプもあったりする。

 で、どんなクルマ、ボディ形状が福祉車両に向いているかは、各自動車メーカーの福祉車両ラインアップを見れば一目瞭然だ。そう、おもにコンパクトカーでも背の高いクルマ、そしてミニバンである。

先代ノートの助手席回転シート

 その理由は、ルーフが高いと、同時にドア開口部の高さも高くなる。助手席回転シートやリフトアップシート、後席(サイド)リフトアップシートの使用時に、頭がつかえにくく、スムースに乗降・介助できるというわけだ。例えばMクラスボックス型ミニバンのスライドドア開口部高は1260~1305mmと高く、室内高も1400mm程度あるから、乗り降りのしやすさは文句なしである。

 一方、バックドアからスロープを使って車いすを乗降させる場合は、ルーフの高さはもちろん、車いすが収まるフロアの低さが決め手。フロアが低いと、同じ長さのスロープであれば角度が穏やかになり、介助者にとって車いすを乗せ下ろししやすくなるのである。

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