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「ガソリン車が乗れる限りは……」日本人初のル・マンウイナー関谷正徳は何故ミニバンの「エスティマ」を愛し続けるのか

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 西川昇吾/トヨタ/Auto Messe Web

エスティマは総合力が高い

「総合力が高いからだね。エスティマは3列シート車だから多くの荷物と人を乗せることができるんだけれども、ミニバンと呼ばれるジャンルの中では操縦安定性が優れていて、普通のセダンに近いと思う。とくに初代はミドシップレイアウトだったから、それを感じたね。エスティマは積載性と操縦安定性を高い次元で両立しているんだ」トヨタ初代エスティマ レーシングドライバーらしい理由ですね。関谷さんのエスティマは一見するとノーマルですが、よく見るとカスタマイズしているとこも見受けられます。具体的に変更しているポイントと理由を教えてください。

「まずブレーキパッドをノーマルからエンドレス製のモノに変えてる。これはブレーキ性能が若干弱いと感じているからだね。普段はあまり不満を感じないけど、高速道路での減速時には不安があるんだ」関谷正徳のエスティマ あと、実際に運転席に座ってみるとすごく座面の角度が上を向いているというか、通常より角度が付いていてお尻が落ちているように感じるのですが、これはノーマルの調整範囲なのでしょうか?

「じつはシートレールを知り合いのメカニックに頼んで加工してもらってあるんだ。だからノーマルよりも座面の角度をつけることができるようになっている。これはロングドライブをするときに、身体が疲れないドライビングポジションを取れるようにするために変更したんだ」

 ほかに変更してあるポイントはあるんでしょうか?

「あったかなぁ……あ! タイヤサイズを変更してる。乗り心地を良くするために純正の55扁平から60扁平にしてエアボリュームを取ってるよ」関谷正徳のエスティマ 安心して快適に長距離移動をできるように「関谷スペシャル」な変更が施されているんですね。

ガソリン車に乗れる限りエスティマは乗り続けていきたい

 長年さまざまな仕事の「足」として関谷さんが愛用するエスティマ。そこには利便性というクルマ本来の使用目的を満たすと同時に、関谷さんがレーシングドライバーとして譲れないポイントにこだわった答えが現れていました。燃料電池車のMIRAIと御殿場市内の移動を主とするiQも所有している関谷さんですが、エスティマはガソリン車に乗ることが許される限り今後も使用していくとのこと。エスティマはこれからも関谷さんのライフワークを支えていくことでしょう。関谷正徳の愛車

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