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今見ても斬新すぎる「いすゞピアッツァ」! 評論家に「もう一度乗りたい」と言わしめる「色褪せない魅力」とは

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎七生人/自工会

少し乾いたエンジン音を聞きながら十二分な加速も味わった

 何を隠そう(シリーズで恐縮だが)、筆者はネロのターボの所有経験があり、乗っている間、ピアッツァのスマートでユニークな世界観をたっぷりと満喫した。納車時に“Tカー”由来の古式豊かなシャーシ性能を勘案し、走行中のロール方向の揺れとロードノイズを少しでも抑えるべくタイヤをBSの最初のレグノ(GR−01)に指定するなどしたが(当時、ヤナセの担当セールス氏には、そんな我が侭を聞いていただけた)、ターボということで、少し乾いたエンジン音を聞きながら十二分な加速も味わったし、3段重ねのセンターコンソールに好みのカーコンポをインストール。グライコのカラフルなレベルインジケーターが踊るのを眺めて楽しんだりもした。いすゞ・ピアッツァのカタログ 経年変化でグローブボックスのカドの部分の表皮がめくれてきたのが、記憶にある唯一のトラブルだったかもしれない。いずれにしても、今でも乗りたいか? と聞かれたら、ぜひ! と答えたい1台で、当時のピアッツァ・ファンなら同じ気持ちのはずだ。

 なおいすゞプラザ(神奈川県藤沢市)ではピアッツァ生誕40周年を記念し、プロトタイプのアッソ・ディ・フィオーリ(レストア車)の展示を実施中。いすゞプラザにはプロトタイプのアッソ・ディ・フィオーリが展示中 ただし緊急事態宣言の発出により臨時休館が続いているため、当初9月までだった公開期間を来年3月頃まで延長するとしている(予定は変更、早期終了の可能性もあり)。最新情報、詳細はいすゞプラザ(0466−41−5811)にご確認いただきたい。

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  • 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)
  • 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)
  • 1958年生まれ。大学卒業後、編集制作会社を経てフリーランスに。クルマをメインに、写真、(カー)オーディオなど、趣味と仕事の境目のないスタンスをとりながら今日に。デザイン領域も関心の対象。それと3代目になる柴犬の飼育もライフワーク。AMWでは、幼少の頃から集めて、捨てられずにとっておいたカタログ(=古い家のときに蔵の床が抜けた)をご紹介する「カタログは語る」などを担当。日本ジャーナリスト協会会員、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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