車高を下げたかったらリヤタイヤを上げろ? ちょっと不思議なシャコタン「ハイエース」の作り方 (1/2ページ)

車高を下げたかったらリヤタイヤを上げろ? ちょっと不思議なシャコタン「ハイエース」の作り方

この記事をまとめると

  • とっても簡単でお手軽な200系ハイエースのローダウン
  • 200系ハイエースのサスペンション構造が特殊
  • ローダウンしたらジオメトリー補正が必要になる

 

200系ハイエースのフロントサスはパーツ不要でローダウン可能

 この足まわりをローダウンさせるには、まずフロントは純正のままでOK。基本的にはパーツを交換する必要はない。その理由は、トーションバー+アンカーアームに設置されている調整ボルトで車高の上げ、下げが可能。別名、ねじれ棒バネのトーションバーは細長く加工した金属が捩じれることで、スプリングと同じ役割を持たせている。調整ボルトでこのトーションバーと繋がったアッパーアームの角度を変えることで、車高が下がるのだ。Genb製トーションバー

 ボルトの調整幅に限界があるため、この方法でのローダウンは約2インチ(1インチ=2.54cm)。それ以上ローダウンさせたいのなら、トーションバーとアンカーアームの角度を変える「コマずらし」という方法もある。トーションバーボルトの頭をレンチで回す

リヤは下駄状のブロックを噛まして車高を落とす

 そしてリヤはローダウンブロックの出番だ。リヤの足まわりには左右の車輪を繋ぐホーシングが板バネ(リーフスプリング)の上に置かれた構造になっている。この板バネとホーシングの間にローダウンブロックをセットすれば、ホーシングが持ち上がってローダウンするという訳だ。Genb製ローダウンブロック

 イメージ的にはローダウンというより、ホーシング(=左右のタイヤ)をボディ側に近づける(フェンダークリアランスを狭める)というイメージ。このブロックの高さがローダウン量となり、ブロックを高くしてホーシングが持ち上がるほどローダウン量は大きくなる。Genb製ローダウンブロック単品 車検に関しては車検証の記載全高より4㎝以上の変更があるなら、構造変更が必要になってくる。したがってハイエースをローダウンさせた場合、1.5インチならそのままで車検はOK。2インチ以上なら構造変更が必要になるということだ。

乗用車とは異なりトラックと同じサスペンション形式を採用する200系ハイエース。ローダウンは車高調サスペンションで下げるのではなく特殊な方法でなおかつ簡単にローダウンすることができる。摩訶不思議なハイエースのシャコタン化を解説しよう。