【秋の海キャンプがおすすめの理由:04】
海水浴こそNGだが海のアクティビティが満喫できる
秋になると海水浴客が姿を消し、海が貸し切り状態なるのも大きなポイント。気温、水温が下がる秋は海水浴を楽しむことはできないが、サーフィンやSUP(サップ=スタンドアップパドルボート)を楽しむ人にとっては最適のシーズンとなる。 秋は台風の影響により良い波が立つので、キャンプ&サーフィンにはおすすめだ。また、秋はビーチコーミングも楽しい季節。とくに台風が通過したあとは、波打ち際に貝殻やシーグラスを見つけることもでき、流木と組み合わせて自分だけのアート作品を作るのも面白い。
【秋の海キャンプがおすすめの理由:05】
いま人気の海釣りを心おきなく楽しめ釣果で舌鼓
海水浴客がいなくなる秋は「釣り」を楽しむにはベストなシーズン。砂浜だけでなく岩場や堤防、漁港(釣り禁止の場所を除く)では、美味しい魚と出会えるチャンス。秋はアジやイワシ/サバ/アオリイカ/スズキ/カマス/タチウオなど、脂の乗った魚がターゲットになるので秋の海キャンプに釣り竿は必須だ。
【秋の海キャンプがおすすめの理由:06】
BBQはお肉中心から気分一新! シーフードを手軽に堪能できる
BBQの素材として、海産物が楽しめるのも秋の海キャンプの醍醐味。道の駅や港近くの魚屋を覗けば、脂の乗った魚や貝類が安価に手に入るはず。海に近いキャンプ場ならでは特権でもある。普段は肉が中心になるBBQだが、新鮮な魚や貝、海老、烏賊などを焼いて舌鼓を打つのも悪くない。
【秋の海キャンプがおすすめの理由:07】
お月見キャンプで秋の夜長で熱帯観測するも一興
秋の海キャンプの楽しみのひとつが「お月見」だ。意外と知られていないのだが、海に面しているキャンプ場は人工物が少なく、太陽が沈むと漆黒の闇に包まれる。 街の明かりや人工的な灯が少ない分だけ月や星がよく見え、海という遮蔽物の無い立地は天体観察に最適。空気が澄み渡る秋、開けた海辺のキャンプ場でお月見を楽しむのも一興である。
海水浴を外せば幸せいっぱいの秋の海キャンプ
ここで紹介した7つの理由を鑑みても、海水浴をメインイベントにしない限り「夏」よりも「秋」の方が海キャンプに向いていることがご理解いただけたと思う。熱中症や脱水症状、虫刺され、日焼けのリスクを背負いながら灼熱の海キャンプを計画するよりも、海洋王国である日本の魅力が存分に味わえる秋こそがキャンプには最適なのだ。厳しい冬を迎える前に、魅力的かつ快適な秋の海キャンプへと繰り出してみてはいかがだろうか?