クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • OUTDOOR
  • タープの「カンガルー張り」とは何か?「冬キャンプ」を快適に過ごすための「必須テクニック」
OUTDOOR
share:

タープの「カンガルー張り」とは何か?「冬キャンプ」を快適に過ごすための「必須テクニック」

投稿日:

TEXT: 猪狩清十郎  PHOTO: Logos/Coleman/写真AC/Auto Messe Web編集部

冬キャンが静かなブーム! リスク対策をしっかりしよう

 キャンプといえば夏の定番レジャーですが、近年冬キャンプが静かな人気です。理由はいくつがありますが「キャンプ場が空いている」ため予約が取りやすく、キャンパーも少ないので混雑せず静かにゆっくり過ごせるため。また女性には大敵の「虫がいない」。大気が透明で星がきれい。焚き火や鍋料理が暖かく夏のキャンプのように汗だくになることもありません。熱帯夜で眠れないなんてこともないので実は快適なのです。キャンプ場が混み合わない冬キャンプ しかし冬のキャンプにはリスクもあります。まず気温が圧倒的に低いこと。キャンプ地にもよりますが寒気が入ると関東地方でもマイナス5〜10℃になり、水も食材も凍りつきビールにいたってはシャーベット。凍らないのはアルコール度数の高いウイスキーやスピリッツくらいのもの。薪がなくなると一気に冷え、シュラフに潜り込んでも冬季対応以外は凍えて眠れません。大型のテントで炭火やストーブで過ごす幕内キャンプでは、一酸化炭素中毒の死亡リスクは決して低くありません。移動の際のクルマでも、タイヤにスタッドレスを装着していないと路面凍結の場合大変危険です。

ビギナーは低地のキャンプ場から! 雪中キャンプは遭難のリスクも

 夏冬シーズンを問わず、キャンプに適した天候は風のない穏やかなときです。冬の荒天は体温を奪い雨は吹雪に変わります。初めて冬キャンプにトライするビギナーの方は、雪がなく凍結しにくい低地のキャンプ場から始めてみてください。ビギナーは積雪のないキャンプ場で冬キャンを始めよう いきなり雪中キャンプはハードルも高くキャンプ場以外の野営なら遭難する危険もあります。また人気の薪ストーブにも適したテントと設営方法があるため、十分にノウハウを体得しないと中毒や火災の危険も低くありません。テント内は火気厳禁が原則で、カセットボンベストーブがテント火災を起こした例もあります。

 冬キャンプに適したキャンプギアを用意し、適切な知識とノウハウで使用することが安全で快適なキャンプを可能にします。ビギナーの方はハードルを下げてまずはギアの使用に慣れ経験値を上げることから始めることをおすすめします。次ページに、冬キャンプの主なリスクと推奨ギアを列挙してみました。ぜひ、脳内シミュレーションの参考にしていただきたいと思います。

12

 

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS