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フォードの大衆車「アングリア」って知ってる? 英国車だらけの「旧車ラリー」に参加してみた

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一

  • 記者の1964年式「フォード・アングリア」
  • 拠点は妙高市の「ロッテアライリゾート」
  • コマ図ラリーではタイマーやトリップメーターが活躍
  • ドライバーズミーティングの後ラリー開始
  • 「苗名滝」でソフトクリームを
  • ラリー初日の走行距離は176km
  • 夜はパーティーでビンゴ大会
  • 2日目は見事な秋晴れの妙高高原
  • 英国ヒストリックカーたちが妙高を疾走
  • ミニ・マーコスGT
  • MGミジェットMk.3
  • フォード・アングリア
  • きれいにパイロンをすり抜ける
  • 競技を終えたらゆっくり見物モード
  • ホンダNL360の愛好家たち
  • ピストンを使った記念品
  • 優勝した早坂ご夫妻
  • MGマグネットZB
  • ロータス・エランSr.2
  • ジャガーEタイプSr.1 FHC
  • 今回の参加車で最古の1948年式MG YA

イギリス車ファンたちによる手づくりのクラシックカー・ラリー

 英国車のみのヒストリックカー・ラリー「ジョンブルin妙高」が今年10月23~24日、5年ぶりに開催された。コロナの影響というわけではなく、主催する長尾和青氏が育児に専念するということで、2016年、10回目の開催を最後に一旦休止。東京オリンピックと同じ1964年の生まれという長尾氏、それに合わせてオリンピックと同様に次回は4年後、2020年の開催予定であったが、コロナでのイベント自粛もあり、2021年が11回目の開催となった。

 筆者は愛車である1964年式の「フォード・アングリア」で、同じく英国ヒストリックカーを楽しむ篠崎さんとエントリー。スイングトップに、ブルーオーバルのワッペンを篠崎さんの奥さまに貼ってもらい、お揃いのコスチュームとした。気分はフォードワークスチームだ。こうした遊びができるのもヒストリックカーならではだろう。

記者の1964年式「フォード・アングリア」

「コマ図ラリー」だがクイズなどお楽しみ要素もあり

 今回は新潟県妙高市でも人気の「ロッテアライリゾート」が宿泊地。スタートおよびゴールも、ここになる。北は山形、西は和歌山、各地からエントラントが集まった。受付でルートマップとともに渡されたゼッケンを貼るなど、エントラントは準備を始める。

拠点は妙高市の「ロッテアライリゾート」 この「ジョンブルin妙高」は、指示速度に従い、その正確さを競う「コマ図ラリー」である。だが、ルート上にある目標物をヒントにしたクイズのほか、1970年代に人気だった「スカベンジャーラリー」の要素も含まれており、誰もが楽しめる内容となっている。

 こうした競技の要素それぞれに役に立ち重宝するのが、ストップウォッチや、加算だけでなく減算してくれるキッチンタイマーだ。また筆者は愛車フォード・アングリアにアナログのトリップメーターを装着している。大抵のコマ図はキロメートル指示。マイル表示の英国車には重宝するアイテムなのである。

コマ図ラリーではタイマーやトリップメーターが活躍 ドライバーズミーティングでは主催者の長尾さんが注意事項などを伝え、ゼッケン順に順次スタート。われわれのフォード・アングリアもチェックポイントを目指すのだった。

 少ないスタッフで運営しているため、タイム計測は、タイムカードで時刻を記入したり、コンビニエンスストアで商品を購入してレシートに押された時刻で行うチェックポイントもあり、それもまた楽しい。

ドライバーズミーティングの後ラリー開始 次なるチェックポイントは日本の滝百選に選ばれている「苗名滝」。名物のソフトクリームが食べられるが、この日はあいにくの雨模様に加え気温も低い。「カフェグランド」さんが機転をきかせてコーヒーへと代換えしてくれるというも、ほとんどのエントラントは濃厚ソフトクリームを選択。そして、体が芯まで冷え切った(笑)。

「苗名滝」でソフトクリームを ラリー初日の走行距離は176km。初日最後となる第6チェックポイントは、出発地であった「ロッテアライリゾート」だ。

ラリー初日の走行距離は176km 夜は、競技1日目の暫定順位の発表に加えて、懇親会を兼ねたパーティーが行われた。この手の「ヒストリックカー・ラリー」の楽しみのひとつである。エントラントが持ち寄った景品を目当てに、ビンゴも白熱した。

夜はパーティーでビンゴ大会

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