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アウトドアの相棒「ハンターカブ」の凸凹タイヤを交換!「自転車用のスピードメーター」をあえて取り付けた理由とは?

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TEXT: 阿部忠雄  PHOTO: 阿部忠雄

ハンターカブのタイヤを交換したい

「ハンターカブCT110」に新車時から装着されていたタイヤが磨耗して限界を迎えたのは、たぶん走行距離7000km前後のことだったと思います。ブロックパターンのゴツゴツしたオフロードタイヤは、ハンターカブにマッチしてカッコいいのですが、中央部分のゴム山だけが減ってしまうと最悪です。

 外したリヤタイヤを見ると、限界近くまで使い切ったためにタイヤ断面がほとんど四角形になっています。これでは直線走行時は路面抵抗が増えて騒音も大きくなり、燃費も悪くなって当然でしょう。逆にコーナリング時にはタイヤの角だけで接地するため、グリップは弱く安定感に欠けて滑りやすくなってしまいます。

 フロントタイヤはまだまだ使えそうだったので、リヤタイヤだけブロックパターンの新品にしようかとも思いましたが、普通のロードタイヤを履いた走りにも興味があったので前後とも交換します。

タイヤの外径違いはどれくらいメーターに誤差が出るのか

 ハンターカブCT110のノーマルタイヤが前後とも同サイズで同パターンの2.75-17のところを、フロントには、ダンロップ D107 2.50-17というワンランク細いタイヤを、リヤにはダンロップ・ユニバーサルの2.75-17という純正同サイズのものを選びました。交換作業を終えてワクワクしながら走ってみると、まるで別のバイクになったかのような静かさと、コーナリングの安定感にビックリです! まあ今までが、ひどい状態のタイヤだったということもありますが、予想以上に楽しい走りに変化しています。

 フロントタイヤが細すぎたかなと少々不安だったけど、それでもほとんどのカブでは標準サイズです。ワンサイズ小柄になった分、コーナーへの進入や切り返しが軽やかになりました。加速やスピードの乗りもよくなって、燃費も確実に好転しました。とくにアクセル開度を一定にして、スーッと音もなく走るような場面が最高です。

 それからまた数千km走行距離が伸び、リヤタイヤの中央部が減って、タイヤ交換の時期がやってきました。次に選んだフロントタイヤは、ダンロップK888Fの2.75-17というノーマルと同じサイズで、リヤはダンロップD107 80/90-17というほんの少しノーマルより太めのものです。ロードスポーツっぽいパターンで、ノーマルのブロックタイヤとは対極にありますが、試してみたかったので迷わずそれに決定しました。写真の左がリヤタイヤの新旧で、それほど大きさの違いはないのですが、中央の写真のフロントタイヤを見比べると、2.75-17(新、右)と2.50-17(旧、左)の大きさが数字以上に違って見えます。

 ここまで大きさが違うということは、今までメーター読みで50km/hで走っていたつもりだったのが、実際には45km/hだったのかもしれないし、燃費もメーターの走行距離から計算していたデータより下方修正しなければならないかも……。実際の速度がメーター速度より遅い分にはいいのですが、メーター速度よりも速いと問題です。知らずにスピード違反ということにも繋がります。フロントタイヤをノーマルのサイズに戻すのだから心配はないと思いますが、そもそも自分のカブのメーターは正確な数字を示しているのか? ということに興味がわいてきました。

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