場合によっては「車検NG」ってホント? 意外と知らないバケットシートの「メリット」&「デメリット」 (1/2ページ)

場合によっては「車検NG」ってホント? 意外と知らないバケットシートの「メリット」&「デメリット」

この記事をまとめると

  • レースではマストアイテムのバケットシート
  • フルバケットタイプとセミバケットタイプの2タイプあり
  • フルバケットシートが車検NGになる条件とは?

リクライニング機構の有無でフルバケとセミバケに分かれる

 まずは「どんなシートがバケットなの?」という基本から。純正シートは車種による違いこそあれど、乗り降りしやすさやを重視し、ホールド性にこだわった形状とは言いがたい。街乗りならとくに不満を感じないかもしれないが、身体に大きなGがかかるサーキット走行では話が違う。市販車純正シート

 そこで必要となるのが太ももや肩に接する部分を大きくし、ドライバーを深く包み込むような形状のバケットシートだ。大きく分けてバケットシートにはふたつの種類がある。バケットシート着座姿勢

 ひとつは純正と同じリクライニング機構を備えつつ、ホールド性を高めたセミバケットシート。もうひとつはレーシングカーで使われるような、リクライニング機構を廃したフルバケットシートだ。

ホールド性には劣るが乗降のしやすさなど実用性があるセミバケ

 まずは両者のメリットとデメリットを挙げていこう。セミバケットシートの最大の長所は、すでに説明したリクライニング機構を持っている点だ。街乗りでは少しリラックスしたポジションに変更したり、ドライバーの体格や好みで微調整できるのは非常にありがたい。レカロ製リクライニングシート

 また2ドアもしくは3ドアの車両に装着したときは、純正シートのように背もたれを前倒しできるため、後席への乗り降りもストレスなく行える。デメリットは可動部があるゆえの重量増と剛性感の低さ。とはいってもそれらはフルバケットシートと比べての話で、対象が純正シートであればとくにデメリットとは言えないはず。市販車リヤシート

サーキット走行する人にとってバケットシートはマストアイテム。完全に身体を包み込んでリクライニングすらできないフルバケットシートとリクライニング機構付きのセミバケットシートがある。メリットとデメリットを解説しながら装着するうえでの注意点もお届け