インテリアパーツは早々に製造廃止となる可能性が高い
例えばまずシート。スポーツモデルなどの純正セミバケットシートはなかなかよくできていて、使い心地がいいものも多いが、製廃になりやすい部品のひとつ。大事にとっておきたければ、純正品が劣化する前にレカロやブリッドなどの社外品に換えてとっておいてもいいかもしれない。

あとはステアリング。本革のステアリングは手との摩擦に加え、直射日光や夏の高温などの影響もあり、やがて表皮が痛んでくる。痛んだ場合、本革を張り替えるというリフレッシュもできるが、普段は社外品のステアリングを使って保存しておくという方法も。

シフトノブやシフトブーツも同様だ。ホンダのタイプRシリーズのように、チタン製のシフトノブなら半永久的に使えるが、本革製は寿命がある。シフトブーツもいずれ破れてくる運命にあるが、これは製廃になる前にスペアを確保しておいた方がいいかもしれない。

またペダルのゴムなども、ロゴが入っているものだったら、アルミのカバーを付けたり、スペアを用意しておいたりしたいところだ。

スペアを確保しておくと安心なパーツも多い
内装以外では、純正ホイールはとっておきたい。オリジナルの仕様、無改造らしさをアピールするなら、純正ホイールはけっこう重要。これも普段は社外のホイールを履かせておいて、ここぞというときに純正ホイールへ履き替えると注目度が上がるかも!?

純正のリップスポイラーもクルマの表情に影響する部品なので、温存候補に。意外なところでは、純正のダンパーとスプリングも。のちのちノーマルはどんな味付けだったのかを検証したくなったとき、純正サスは欠かせない。車高調などを入れたとしても、純正サスを保管しておくと役立つ日が……。
