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激レアコレクションすべてが実働車! さらに同乗走行も可能! ブレーキメーカー「エンドレス」の博物館が贅沢すぎる

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/宮越孝政/Auto Messe Web編集部/トヨタ自動車

全車が可動状態で同乗走行も体験できる

 これらは全車、エンドレスが自社で大がかりなレストア作業を行っている。エンジンはオーバーホールして完調にし、足まわりとブレーキは自社製で仕上げたもの。毎年1月に開催される「東京オートサロン」でお披露目されてきたレストア車シリーズがここに展示されているのだ。

「歴史的価値のある名車たちを次の世代にも見てもらいたい」という花里 功会長の想いのもと、毎年レストア車両が製作されているのだ。

レストアされた貴重な名車

 そして、それらの車両はすべてナンバー付きでいつでも動かせるのが130コレクションのウリ。事前予約すればスタッフの運転の横ではあるが、同乗走行も可能。展示するだけではなく、全車が動態保存されているのだ。

 展示されるレーシングカーもいつでも走れる状態にあるもので、シリーズチャンピオンを獲得した車両ばかり。「BMW Z4」や「R35 GT-R」など、こちらも貴重な本物のレーシングカーだ。

スーパーGTなどで戦ってきたレーシングカーたち

軽井沢から近い佐久穂ICを降りてすぐ、オフ会にも活用できる

「130コレクション」の名は花里 功会長のイサオにちなんで名付けられた。入場料は500円で心ゆくまで見学が可能だ。さらにカフェもオープンし、豆から選びぬいたオリジナルブレンドのコーヒーを丁寧にドリップして提供している。

併設のカフェでコーヒーやスイーツも味わえる

 そして、130コレクションに併設されるのは「エンドレス・レーシングガレージ」。こちらではスーパー耐久参戦車両のメンテナンスを自社メカニックが行っている。さらにレストア中の車両も作業中。間近でそれらの作業を見ることができるのだ。

 広大な土地にオープンした130コレクションにはマイカーを乗せて回転できるターンテーブルもある。こちらも別料金だが、自分の愛車をまるで展示車両のように回転させることが可能となっている。

広い敷地にはターンテーブルもある

 そんなこの場所ではオフミーティングも開催されている。都心から約2時間。名古屋からでも3時間ほどと全国からアクセスが良いため、ツーリングの目的地として丁度よく、広い駐車場があるのでオフミの会場としても好都合なのだ。事前に電話で相談すればスムースだろう。

 貴重な車両の数々を見学して、コーヒーを飲んで帰れるという130コレクションは、ちょっとしたドライブの目的地としても最適なのだ。

【詳しくはこちら】

■130 COLLECTION

長野県南佐久郡佐久穂町高野町1828-1

TEL:0267-88-7444

営業時間:11:00~17:00

定休日:月曜日

入場料:1人500円(小学生までは無料)

https://www.endless-sport.co.jp

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  • 2021年WRCのトヨタGRヤリス
  • 広い敷地にはターンテーブルもある
  • 2021年3月にオープンした「130コレクション」
  • 展示車両はすべて走れる状態に整備してある
  • 併設のカフェでコーヒーやスイーツも味わえる
  • レストアされた貴重な名車
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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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