復活の狼煙を上げた名門「ラリーアート」! 過去に生み出したコンプリートカー3台とは (1/2ページ)

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復活の狼煙を上げた名門「ラリーアート」! 過去に生み出したコンプリートカー3台とは

この記事をまとめると

  • 懐かしの名門ワークスブランド「ラリーアート」復活
  • モータースポーツ血統のコンプリートカーを振り返る
  • ラリーアートの今後を占うコンセプトカーがデビュー

コルト・ラリーアートバージョンR

FFのランエボと言える小粒でピリリと辛いコンパクトハッチ

 まずはコンパクトカーのコルト・ラリーアートバージョンRだ。その前に、2004年には1.5Lターボを搭載した「コルト・ラリーアート」を発売。新開発の4G15型インタークーラーターボエンジンは147ps/6000rpm、18.3Kg-m/2500rpmを発揮して、トランスミッションはインベックスⅢCVTを組み合わせる。ストラットタワーバーや専用チューニングサスペンションなどの装着によって、楽しい走りを実現した。特徴はFFだけでなく4WDも設定されていたことで、積雪地帯のユーザーにも喜ばれた。コルトラリーアート

 そしてラリーアートの成功を受けて、2006年5月にCVTのほか5速MTも設定したFFの「コルト・ラリーアートバージョンR」が誕生。

コルトラリアートバージョンRのフロントスタイリング

 エンジンは5速MT用にチューニングされており、154ps/6000rpm、21.4kg-m/3500rpmとクラストップレベルの性能を確保。組み合わされるのはゲトラグ製のトランスミッションとザックス製の強化クラッチで、ボディも各部に1.5倍のスポット溶接増し打ちを施したほか、Dピラーまわりの強化もあって、ボディ剛性を30%向上させた。4G15型MIVEC直4DOHCターボ

 タイヤは205/45R16サイズとしたほか、アクセルなどのペダル類をランサー・エボリューションⅨと同等のアルミプレート製を用いるなど、一段とスポーツ性を高めている。安全装備のASC(アクティブ・スタビリティ・コントロール)をいち早く導入したこともあり、ガンガン走れるホットハッチとなった。コルト ラリーアート バージョンR

 2007年にはレカロシートを装備した特別仕様車「コルト・ラーリーアートバージョンRレカロエディション」の販売や、エンジン出力向上(163ps/6000rpm)の改良が行なわれたほか、2008年にはボディが補強された「コルト・ラリーアートバージョンRスペシャルエディション」も限定発売された。コルトラリーアートバージョンR(スポット溶接)

 このスペシャルエディションの特徴は、従来のスポット溶接ではなく欧州車のような接合面積の広い連続シーム溶接によって、開口部周囲の剛性を向上。ハンドリングをさらに切れ味鋭くしたほか、レカロシートやスポーツマフラー、軽量16インチホイールの採用によってスポーツ性に磨きをかけている。この限定車は2010年にも発売されており、モデル末期のコルト起爆剤として人気を集めた。

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