SUVは「ちょっとモッコリしたワゴン」じゃなかった! アウトドアで露呈する「荷室の使い勝手」に潜む大きな差 (1/2ページ)

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SUVは「ちょっとモッコリしたワゴン」じゃなかった! アウトドアで露呈する「荷室の使い勝手」に潜む大きな差

この記事をまとめると

  • リヤにラゲッジスペースを備えるワゴンとSUV
  • ボディデザインやサイズは当然異なるが車内に大きな違いはない
  • それぞれどのようなメリット・デメリットがあるか解説

荷物の持ち上げやすさはワゴンが有利

 まず、ラゲッジスペースの開口部地上高に注目だ。もし、ラゲッジ容量がまったく同じだとしても、最低地上高を確保して車高も高いSUVのほうが開口部地上高は高くなる。SUVを例に挙げれば、ラゲッジスペースのフロア地上高はミッドサイズのトヨタRAV4:695mm、日産エクストレイル:730mm、スバル・フォレスター:730mm、三菱エクリプスクロス:760mm。

RAV4 PHVのリヤ

 もっとも新しい三菱アウトランダーPHEVに至っては、最新の世界的衝突安全性の基準もあって780mmと高い(先代は730mmだった)。コンパクトSUVのトヨタ・ライズ&ダイハツ・ロッキーでも700mm。トヨタ・カローラクロスは730mm、トヨタ・ヤリスクロスでも745mmと高めだ。

アウトランダーPHEVのリヤ

 一方ステーションワゴンになると、ラゲッジスペースの開口部地上高はホンダ・シャトルが540mm、スバル・レヴォーグが540mm、比較的高めのマツダ6ワゴン(旧アテンザワゴン)でも630mmだ。

レヴォーグのリヤ

 つまり、重い荷物の出し入れのしやすさでは、持ち上げ量の違いからステーションワゴンが有利ということになる。いや、荷物だけではない。大型犬などの愛犬をラゲッジスペースに乗せ下ろしさせるにしても、ステーションワゴンのラゲッジスペースの開口部地上高540mmは高すぎないから安全なのである。

地上高からの高さを測る青山さん

愛犬も地面からの高さが低いほうを選んだ!

 ずいぶん前、同色で同じクルマのように見える2台、スバル・レガシィツーリングワゴンと、車高、最低地上高、ラゲッジスペースのフロア地上高が高いアウトバックを後ろ向きで並べ、バックドアを開けた状態でわが家の愛犬(当時)、ゴールデンレトリーバーのナナを2台の間から、ラゲッジスペースに乗るよう呼び寄せたことがある。すると、迷わずレガシィツーリングワゴンにまっしぐらだったことからも、犬でさえ、ラゲッジスペースのフロア地上高が低いほうが乗りやすそうで安心だということが一目瞭然だったのである。

 もちろん全高はほとんどが1550mm以内だから、SUVでは入れない全高1550mm以下制限の立体駐車場への入庫も、ステーションワゴンならOK。立体駐車場をよく利用する都市部のユーザーには、大きなメリットがある。車種によってはキャビンとラゲッジスペースを仕切るパーテーションネットが用意されているのも、ステーションワゴンの使い勝手を象徴する一面だろう。

カローラワゴン

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