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「残クレ」の流行で「いいタマ」が出る! いま中古車を買うなら「5年落ち」が狙い目だった

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TEXT: 渡辺陽一郎  PHOTO: トヨタ/日産/ホンダ/スズキ/Auto Messe Web編集部

  • 3代目ヴィッツは2017年1月のマイチェンで後期型となりハイブリッドも加わった
  • 先代の3代目フィットも2017年6月にマイチェンして彫りの深い顔に
  • 2代目ノートは2016年12月のマイチェンで「e-POWER」が加わっている

この1~2年でフルモデルチェンジした「型落ち」モデル

 2022年の中古車購入でトクをしたいなら、コンパクトカーがベストだ。理由の筆頭は、2020年から2021年に掛けて、コンパクトカーの新型車が数多く登場したからだ。「トヨタ・ヤリス」、「ホンダ・フィット」、「日産ノート」、「スズキ・ソリオ」、「トヨタ・アクア」などが刷新された。

中古車市場で一番オイシイのがコンパクトカー

 新型車が発売され、今まで使っていた車両が下取りに出されると(ヤリスは新規投入だが実質的にヴィッツの後継になる)、とくにコンパクトカーは中古車市場の流通台数を増加させる。また従来は現行型として売られていた中古車が、フルモデルチェンジによって先代型になるから、中古車価格は全般的に下がるのだ。

 しかもコンパクトカーは、新車として売られる小型/普通車の40%を占める登録台数の多いカテゴリーだ。そのために中古車を求める顧客数の割に、中古車の流通台数が多い。コンパクトカーはもともと需要に対して中古車供給量が多いため、価格も安くなりやすい。

3代目ヴィッツは2017年1月のマイチェンで後期型となりハイブリッドも加わった

リセールバリューの低さは買い手にとっては大きな利点

 上記のような理由で、コンパクトカーの中古車価格が安いことは、残価設定ローンの残価率(新車価格に占める数年後の残存価値)を見るとわかる。「ヤリス」は3年後の残価率が41%、SUVの「ヤリスクロス」は52%だから、コンパクトカーのヤリスは値落ちが大きく中古車価格も下がりやすい。

 いい換えればコンパクトカーはリセールバリューが低く、ヤリスは2020年に発売された設計の新しい車種なのに、3年後の残価率は41%に留まる。これは中古車価格が安いことを意味する。

2代目ノートは2016年12月のマイチェンで「e-POWER」が加わっている

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