60年・10世代が支えたニッポンの仕事! 敬礼必至の軽トラ&軽バン「ハイゼット」全モデルを振り返る【東京オートサロン2022】 (1/2ページ)

noteで書く
60年・10世代が支えたニッポンの仕事! 敬礼必至の軽トラ&軽バン「ハイゼット」全モデルを振り返る【東京オートサロン2022】

この記事をまとめると

  • 東京オートサロン2022のダイハツブースを紹介
  • 初代ハイゼットから昨年末デビューした新型ハイゼットカーゴまで歴代がずらり展示
  • 歴代ハイゼットたちを掘り下げて紹介していく

初代 1960年

 まず初代は1960年にボンネットを持つ360ccのピックアップトラックとしてデビュー。翌年になるとバンが加わります。1963年のマイナーチェンジで当時の新型車「コンパーノ」似となるフロントマスクに。余談ですが同じくコンパーノをイメージしたという1999年デビューの初代「ミラジーノ」は、むしろこの初代中期そっくり。また4ナンバー800cc・500kg積で小型貨物車登録となる「ニューライン」も派生車種として登場。

1960年デビューの初代ハイゼット

2代目 1964年

 そのお隣にあるのは現在に至るキャブオーバー車の元祖、1964年デビューの「ハイゼットキャブ」。じつはこのモデル、2代目というよりは派生車種としてのデビュー。初代ハイゼットは軽乗用車「フェロー」の商用車版ピックアップおよびバンが登場するまで生産されていたロングセラーモデルだったため、2代目として完全に独り立ちしたのは最後の1年間のみ。

 1965年秋には現在の「ハイゼットカーゴ」の始祖的存在のバンが登場。800cc・500kg積の4ナンバー小型貨物トラック版「ニューハイラインキャブ」も1966年に追加されています。このニューハイラインキャブも、3代目デビュー後も1971年に「デルタ750(初代ライトエースのOEM)」が登場するまで生産が続いたという、密かなロングセラーモデルとなりました。

1964年デビューのハイゼットキャブ

3代目 1968年

 そして矩形ヘッドライトが目を引く3代目は1968年登場。このころになると早くもEV仕様車が用意されるようになり(初登場は2代目ベース)、1970年代に出版された図鑑の電気自動車の写真や透視図には、この3代目がよく登場しておりました。

3代目は1968年登場

4代目 1971年/5代目 1977年

 1971年登場の4代目は360cc時代最後のデビュー。550cc新規格に対応した5代目「ハイゼットワイド」が1977年に登場したあとも、そのまま1980年代初頭まで360cc版が併売されるという長寿モデルとなりました。これは軽限定免許ユーザーへの救済策のためで、ハイゼットがユーザーのニーズに実直に応え続ける歴史を辿ってきたことを、なによりも物語っています。

1971年登場の4代目

 さらに言うと、4代目モデル末期の1976年1月に加わった550cc仕様から搭載されるAB型エンジンを、4サイクルの開発が間に合わなかったスズキに「フロンテ7S」用として供給していた、というダイハツの懐の深さが垣間見える驚くべきエピソードも。

5代目は1977年デビュー

noteで書く

画像ギャラリー