オリジナルのケンメリGT-Rがカスタムカーの祭典に降臨! あえて錆もそのままにした貴重な個体の中身とは【東京オートサロン2022】 (1/2ページ)

オリジナルのケンメリGT-Rがカスタムカーの祭典に降臨! あえて錆もそのままにした貴重な個体の中身とは【東京オートサロン2022】

この記事をまとめると

  • 歴代スカイラインGT-Rのなかでもっとも生産台数が少ないケンメリGT-R
  • オリジナルを保った1台
  • 取材車は197台中の168台目のモデルだった

生産台数はわずか197台

 専用ラジエターグリル、前後オーバーフェンダー、リヤスポイラーなどを装備していたケンメリGT-Rは、自動車趣味人の間で“幻のGT-R”と呼ばれているが、それはKPGC110型スカイライン2000GT-Rがわずか197台しか生産されなかったからだ。ケンメリGTーRのフロントグリル

 発売当初に期待されていたレーシングバージョンは、コンセプトカーが発表されたのみで結局登場しなかった。 幻のGT-Rとなってしまった理由は、フロントに搭載していたS20型エンジンが昭和48年排出ガス規制に適合しなくなったためだといわれている。だが、S20型エンジンの在庫数が197台分だったから、S20型エンジン用のソレックスキャブレターが197台分だけ残っていたから、という説もある。ケンメリに搭載されているS20エンジン

 いずれにせよ、ケンメリGT-Rは早々に生産中止に追い込まれてしまったが、名機を積んでいるスポーツカーなどが排出ガス規制の強化によって勇退してしまうのは残念なことだ。平成12年排出ガス規制により、名だたる国産スポーツカーが次々生産終了となったことが記憶に新しいが、ケンメリGT-Rも登場したタイミングが悪かった不運のモデルだといえるだろう。ケンメリGTーR

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