ドリキン謹製の1台! ホンダ車の潜在能力を目一杯引き出した「モデューロX」とは (1/2ページ)

ドリキン謹製の1台! ホンダ車の潜在能力を目一杯引き出した「モデューロX」とは

この記事をまとめると

  • ベース車の魅力をさらに高めるワークスコンプリートカー
  • 国産メーカーではトヨタ・日産・ホンダが力を入れている
  • そのなかでも運動性能の良さが光るのがホンダのモデューロXだ

オンザレール感覚の足まわりは秀逸!

 では、モデューロX各車に共通する走りとは何なのか。それは、走り始めてすぐに感じ取れる。

 まず、操舵レスポンスが違う。ステアリングを切ってすぐさま、わずかな舵角でターンインに入るのだが、そこに過敏さがなくスムースで、かつ四輪の接地感がしっかり残されているため、恐怖感はまったく抱かない。とりわけコーナーでは「まるで自動運転のようにクルマが向きを変える」と、モデューロXに試乗した多くの一般ドライバーから異口同音に聞かれたのは、今なお強く印象に残っている。

カーブを曲がるフリードモデューロX

 そして旋回中は、曲率が一定のコーナーであれば、まず修正舵を必要としない。たとえ大きなギャップに遭遇しようとも、しなやかなサスペンションが路面を捉えて離さず、何事もなかったかのようにクリアしていくその様は、まさに「オンザレール」と言えるだろう。

 また、強めのブレーキングが必要となる状況でも、まさしく矢のように突き進み、フロントタイヤがわだちに取られてふらつくことも、リヤの接地感が抜けてふらつくことも、滅多に起こらない。

サーキットを走るS660モデューロX

 だから、この手のクルマにありがちな、「いつリヤタイヤが限界を超えてスピンするかわからない」という恐怖感を克服しながら旋回する必要は、ことモデューロXに関しては皆無。むしろ絶大な安心感と自信を持って、コーナリングを楽しむことができるのだ。

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