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メーカーなのにショップ顔負けの超個性揃い! ダイハツのコンセプトカー仕掛け人はひとりのゴリゴリのカーマニアだった【大阪オートメッセ2022】

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: 増田貴広/Auto Messe Web編集部

  • ロッキー プレミアムVer.
  • ロッキー クロスフィールドVer.
  • アトレー キャンパーVer.
  • リヤに回りこむと浴槽

ダイハツカスタムの仕掛け人「米山知良さん」とは?

 今年の「アトレー キャンパーVer.」や、昨年のハイゼットのルーフをカットオフした「ラグナ青果」など、遊び心溢れるカスタマイズコンセプトモデルを展示しているダイハツ。これらの個性的なモデルをプロデュースしているのが、ダイハツ デザイン部 第一デザイン室 先行開発スタジオ主任の米山知良さんだ。YouTubeの動画などにも精力的に出演しているため、ご存知の人も多いのではないだろうか。

ダイハツのショーカーに3つの柱を導入

 2017年からショーの車両を担当するようになった米山さん。それまでは純正の用品を装着した程度の車両展示だったのだが、「せっかくのショーなのだから、ダイハツが持つ歴史や強みを多くのユーザーに知ってもらいたい」と3つの世界観を柱としたショーカーの作成をスタートしたのが始まりだった。

 それが往年の「デ・トマソ」を思わせる「SPORZA」シリーズのスポーツと、初代「ムーヴカスタム」で軽自動車のカスタム版の元祖となったことをアピールする「Grand Custom」シリーズ、そして軽やコンパクトカーが持つカジュアルさを前面に押し出した「Beach Cruisin’」と「CROSS FIELD」シリーズだったのだ。

2017年の東京オートサロンに出品した「Boon SPORZA Ver.」

 これらのスポーツ、カスタム、カジュアルの3つの柱は、ダイハツが昔から小型車や軽自動車を手掛けていたからこそのヘリテージであり、そこを多くの人に楽しんで理解してもらいたいという想いからスタートしている。

ロッキー プレミアムVer.

生活に寄り添いつつマニアも唸らせるコンセプトモデルを

 その後も3つの世界観を残しながら、「ダイハツビレッジ」に代表される「集い」や「地方創生」といった、生活に寄り添ったクルマを多く手掛けるダイハツならではのテーマを一貫して掲げながらも、さまざまなジャンルのテイストを取り入れたカスタマイズコンセプトモデルをリリースしているというワケなのだ。

アトレー プレミアムVer.

 また、ただのカスタマイズコンセプトモデルではなく、マニアが見て「おっ!」と思えるポイントや、サプライズポイントを必ず入れることを心掛けているそう。今年で言えば「アトレー キャンパーVer.」のリヤの浴槽などがそれ。

 ルーフテントやドアに埋め込まれたツールボックスだけでも十分なインパクトがあるが、リヤに回り込むと浴槽があるという、さらなるサプライズをプラスしているのである。

リヤに回りこむと浴槽

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